行動開始だ。
俺たちは指示された家にそっと忍び寄る。
女がいとも簡単に玄関の鍵を開けた。
その時間わずか数十秒と言う速さだ。
一体どうやっているのかは、俺には全く分からない。
続いてドアを開ける。
部屋の奥から、住人たちの楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
今日はご近所の奥様連中が集まって、お茶会が開かれているらしい。
まったくいいご身分だな。
皮肉に思いながら、俺は女の後に続き、部屋の中へこっそりと忍び込んだ。
この楽しいお茶会が、この後どういう状況に変化するのかは、俺の幾度とない経験から容易に想像できた。
俺はその度に、胸をえぐられるような苦しみに直面する。
そして、今もこれからその光景を見ることになるのだ。
「キャーーーー!!!」
女たちの悲鳴が俺の耳に容赦なく突き刺さる。
組織の女が銃をチラつかせ、一瞬でみんなの自由を奪った。