夕食を済ませると、シリュウは迎えの車に乗り、モデルの仕事へと行ってしまった。
私は宿題をするため、自分の部屋へと階段を駆け上がる。
今夜のことを考えただけで、心がソワソワと落ち着かない。
シリュウのことを考えただけで、沸々と胸が熱を帯びていく。
だって、今夜は・・・・。
そう思いながらドアをあけ、そのままベッドに飛び乗る。
枕に埋めたかおは、きっと真っ赤になっているに違いない。
暫く身動きもせず、ただベッドの上に横になってみる。
頭の中は、たえずシリュウのことで埋め尽くされていた。
そにかく宿題を済ませないと!
「フーッ」とため息をつき、ベッドから降りると、机に向かう。
教科書とノートを開いたものの、まったく集中できない!!
「シリュウ・・・・」
はっ!!ダメ、ダメ!!
私は自分の頬を数回パンパンと平手打ちして、気合いを入れた。
勉強、勉強!!
しかしその甲斐も虚しく、数分後にはまたシリュウの顔が浮かんでくる。