時間が経過し、チャイムがなった。


あっという間に昼休みとなった。



シリュウが学校にいると、本当に時間が経つのが速く感じる。


「さあ、弁当食べようぜ」


私はシリュウと、仲のいい男女4人、計6人で机をくっつけるとそれぞれお弁当を広げた。



私とシリュウはもちろん同じお弁当。



お母さんのお手製だもの。


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今日のお弁当は、シリュウの大好きなハンバーグ弁当!

シリュウが学校に行く時は、決まってこのお弁当だった。



「ねえ、今日みんな揃ってるし、久しぶりにカラオケ行かないか?」



クラス委員の築根(ツクネ)が言った。



「いいわね。賛成!!」すぐさま挙手をし、朋美は乗る気満々で答えた。



「よっし、今日は歌いますかぁ~?」



「うん、歌いたい!!」


瑛太と沙菜も同じく賛成意見だった。



「お前らも行くだろ?」



なにも言わない私とシリュウをみんなが交互に見つめている。



するとシリュウは、「あったりまえじゃん!!」と声高らかに笑顔で答えた。



私もその横で大きく頷く。


「だよな、そうこなくっちゃ!!」


意見がまとまると、それからはずっとカラオケの話題が続いた。


今日は放課後みんなでカラオケかぁ~、なんだか楽しくなりそう。



内心ワクワクしながら、お弁当をパクパクと口に運んだ。


今から放課後まで待ちきれないよ~。


そんな気持ちで、午後からの授業にのぞんだ。