「じゃあ、俺も確認のため聞くけど、翔子さ
んは俺のことどう思ってるの?」
今度は直人君が私に質問してきた。私は顔を
赤らめながらそれに答えた。
「もちろん、直人君のこと好きだよ」
なんだか、二人とも照れてしまってお互いぎ
こちない。気持ちを告白しあったのもはじめ
てだったが、こんな風に意識したのもはじめ
てのような気がする。
「お待たせしました」
そんな雰囲気の中、おいしそうな料理が運ば
れてきた。食事を始めるとなんとか会話も弾
みはじめた。私はあの約束の話も聞いてみた
い気がしたが、好きだと確認できただけで今
は十分だと思った。これ以上の幸せを望んで
はいけないような気がした。それに、直人君
もこの話はしてこなかったので、聞かない方
がいいと思った。
本当に幸せだった。幸せな気分の中、首には
プレゼントのネックレスが輝いていた。今日
は忘れられない最高の一日となった。そして
幸せな気分のまま夜が更けていった。