翌日の夕方、私は会社から帰る途中、昨日のこ
とを思い出していた。今日これから部屋に帰っ
ても、どうせ一人だし・・・。そこで、私はあ
ることを思いついた。インスタントも没収され
たことだし、それなら今日の夕食は直人君のバ
イト先であるファミレスに行こう!それなら
直人君にも会えるし、食事も作らずに済むし
なんていいアイデアなんでしょう!!
私はとりあえず部屋にいったん戻り、着替えを
すませた。この時間ならお客で混んでいるだろ
う。少し時間をずらして行ったほうがよさそう
だな。でないと、せっかく行っても楽しくない
もの。
時間つぶしにDVDを見ることにした。前に録
画しておいたままになっているものがあったの
を思い出したのだ。これを見終わる頃には、ち
ょうど店も空いていることだろう。
DVDを最後まで見終わると、私はさっそくで
かけた。外はすっかり暗くなり、通りを歩く人
も随分少なくなっていた。しかし、こんな時間
になっても、暑さはまだのこったままだった。
私はファミレスに向かいながら、直人君がどん
な反応をするか想像していた。それを考えるだ
けで、ワクワクした。一体どんな顔するかしら
きっと驚くだろうな。一人ニヤニヤしながら
夜の街を歩いていた。そして、とうとう目的地
の前にやって来た。