スー、卒園しました。

先日、次女の卒園式がありました。

わが家では２回目の卒園式です。(´∀｀)

３年間、幼稚園に元気に通ったスー。

おうちではあんなに自由人なスーですが、

外ではほんとーにマジメで、

ものすごく人に気をつかうタイプ。

泣き虫のくせになんでもがまんしようとするし、

イヤなことでもなかなかイヤと言えない。

先生に言われたことは必ず守る。

そんなだから、離れたところにいると

一番気になる子なんです。

お姉ちゃんをごらんなさい。

なにがあっても

チャラ、ヘッチャラ。

忘れ物しても忘れたことに気づいてない、くらいの

あの堂々とした生き方。

まあそれはそれで問題ありだが、

これからの世の中、それくらいの軽快さがあったほうが

親としては安心していられるというものだ。

スーのことは３年間、

いつもいつも気にしていたなあ。

卒園したとはいえ、

これからもずっとこの心配は続くのだろうけど。

そんないろいろな思いをかかえながら

卒園式でのスーを見守っていました。

卒園証書授与のとき、

舞台の横で自分の順番を待っていたスーが

すごくすごくかっこよくみえてねぇ・・・

入園式のときには泣いてたこと・・

泣きたくてもがまんしちゃってたこと・・

恥ずかしがり屋なのにがんばった運動会とか、

泣きべそかいてたお泊まり会とか・・・

もう、いろんなことが頭に浮かんで・・

泣くの我慢しようとしたら

鼻の奥がツーンと痛い。

そのとき、名前を呼ばれて

大きな声で返事をしたスー。

その姿をみて、かっこいいな、って

親だけど心から思いました。

証書を受けとるスーの背中は

本当に大きく見えて。

「おめでとう」よりも「ありがとう」が

浮かんできたんだ。

スー、ほんとに大きくなったね。

ああ、まったくもって感慨深い。

子どもが成長したことを感じるだけで

なんでこんなに泣けるのか。

子どもの成長・・・プライスレス。

とかなんとか考えながら

頬をつたう涙を必死でぬぐっている間に、

今回の卒園式のもうひとつの

ヤマがやってきた。

卒園児の妹、弟たちが、在園児代表として

送辞をおくることになってたんです。

そう、つまり

チーも卒園式に参加したわけ。

「チーはダイヒョウなんだよ」

っていうのは、本人から聞いていたけど、代表っていっても

何をやるのかはまったく知らなくて・・。

「おめでとう」って言うくらいなんだと思ってました。

式の途中で、在園児の代表として

会場に入ってきたチーは・・

なんか、あまり覚えてないけど

長い長いセリフをひとつも間違えずに言ってました。

チーからスーに、贈る言葉。

それを聞いていたら、

「そうか、チーはこれから一人なんだ」

と改めて思って、

急に心配になったりチーがかわいそうになってきたり

と複雑な母心。

スーと二人で

毎日一緒にバスに乗って行った幼稚園。

帰ってくるときも、あたりまえだけど

いつも一緒。

私も、「今日はチーちゃんこんなことしてたよ！」っていう

スーの報告を聞くのがとっても楽しみだった。

でも、大きな声で代表の言葉を言ってるチーをみてたら

スーがいなくてもがんばるよ、って

チーが言ってるような気がしてね・・・

大きくなったなあ・・・って

ちょっとちょっと！

またお母さん涙が止まらないじゃないの！

チーちゃん・・・

チーちゃん。

小さいと思ってたのになあ。

ダイヒョウ、とってもかっこよかったよ。

４月からも、幼稚園がんばろうね。

そんな、涙、涙の卒園式でございました。

卒園式のあと、教室にスーをお迎えにいったら

やっぱり泣いていた(笑)。

みんなとのお別れが悲しいと。

「お友達」をあまりつくらない子だから

心配したこともあったけど

お別れがイヤで泣いちゃうほどみんなと

仲良しになっていたようです。ﾖｶｯﾀﾖｶｯﾀ。

１年生になっても、たくさんお友達つくって

元気にがんばってね！

そしてまたお母さんに

プライスレスな幸せを届けてください。

おめでとスーちゃん。

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