しばらくやっておりませんでしたが、BL漫画の感想についてやりたいと思います!
今回は御景椿さんの、『できちゃった男子』です。
私はこれを読んで、泣けてきちゃったんですけど、変ですかね

幼なじみで、セフレのような関係の、主人公二人のところへ、ある日赤ちゃんが預けられます。
(後ほど、お姉さんの子供と判明)
受の飛翠は、家族に置いて行かれて、身寄りの無い状態。
頼れるのは、幼なじみで攻の友二郎だけ。
…とはいえ、ケンカとセックスばっかしてるんだけど

ひすいが置いて行かれ、一人になるってことに、すごくナーバスになってるのを、友はわかってて、口にははっきりとは出さないけど、支えよう、信頼させようと行動します。
それのおかげか、なんか新婚夫婦みたいな、妙なラブラブさが漂うんです
それすら信頼出来ないというか、幸せを甘受できないひすいなんですよねー
なんかそのネガティブさというか、けなげさに、キューンとさせられちゃうんですよー
それも、友が態度示す!みたいなんで解決してくんですけどね。
そんな簡単に人の心が伝わるかについては、ちょっと疑問ですが。
ともあれ、高校生だった二人も大人になり、赤ちゃんも小学生になって、「この変則的なのが、ウチの家族です
」ってかんじで、終わります。
それはそれで、家族の形ですよね?
なんであれ、養育していたのは、ひすいと友ですから。
彼らなりに山あり谷ありで、読んでいて、軽く爽快感が得られるのではないでしょうか