残念ながら、二次元の、しかも性格的なお話です(汗)

3次元の、特に見た目の”男前の基準”というのは、
好みによる部分が大きいと思いますし、流行り廃りがあると思うので、
議論しても、永遠に分かりあえないことってあるでしょう。


ということで、2次元です(笑)

今回は、本庄りえさんの『君の愛は見えにくい』と、その続編の『キミといる明日』
のお話。


これらの表題作しか読んでないのですが、それだけを読んで、「男前の基準って何だろう?」
と考えました。

ストーリーはというと、大学生の親友同士で、友情が愛情に変わる瞬間から、
晴れて付き合うようにあるまでの『君の・・・』。

初Hを済ませ、なんだか落ち着いちゃって夫婦みたいだなと思ってるところに、結婚話?!
までの『キミと・・・』。



イケメンな、女の子限定で、来る者拒まずの祈理(いのり)と、そんな彼の駆け込み寺のような親友である瀬能(せのう)。

フラれたら慰めてくれる瀬能と、一緒に居ることが心地よくなっていた祈理は、
ある日泥酔した瀬能から、(祈理本人とは思われずに)とっても一途な告白を受けます。

それがとてもしっくりきて、素面で告白されるのを待つことにした祈理は、
瀬能が女の子と付き合うという勘違いをして、腹を立て、「オレが好きなくせに!」と、瀬能に迫るんです!

で、結局告白させるんですけど。
で、どっちが攻になるかっていうと、瀬能なんですけど。
まあ、そこは私は嫌じゃないです。
祈理は、誰がみても「綺麗」という部類らしいから。

でも、告白させるように迫るのは祈理だし、受け止めてあげるのは祈理なんです。
言い方も、「知ってるんだからな!」とか、イヤミっぽくなく男前なんです!!


まあそこでそう言われて、素直に「好きだ」って、瀬能も言うんですけど。
そこは男らしく、キッパリとね。
でも、好き好きってかんじだし、泣くし、甘えただし、微妙です(汗)

一途で可愛らしいですけどねー・
そこが祈理も気に入ってるみたい。

突然ハッキリと愛情表現して、大事なことはハッキリというとことかは、
瀬能の男前なところですねー。

でも、普段は祈理がリードしてて、分析とかしてるのもそうだし、突然カミングアウトしたり、
プロポーズしてくる瀬能を、意外と冷静に受け止めるたりするんですよねー。

きちんと考えてたり、言いたいことハッキリというのとかって、男前と言えるんじゃないかと思う訳ですよ!!
包容力とかもね!


なので、どっちがより男前と言えるのかなー?と考えてたわけです(笑)

最終的にこの二人は、おそらく大学1年から付き合い始め、2年生ぐらいでプロポーズの話になり、
卒業したら正式に手続きするという、なんとも落ち着いちゃったかんじで終わります。

そういう順調にラブラブなのも、たまにはGood!


ちなみに、オマケが面白くて、洋酒で瀬能の人格変わる話がオススメです☆