今回乗船していたLNG船は、もともと国内電力会社が所有する船でした。
しかし、船齢が15年を迎えたこともあり、東南アジア某国の船会社に売却されることになりました。
中古船マーケットは売り手市場なのでしょうか?
全く別の会社に売却されることになるため、乗組員は30人全員同時に下船することになりました。
通常は数人ずつ入れ替わるため、これは大変珍しいことです。
また私自身は、乗船地のシンガポールでも、下船地の日本でも通船での乗下船となりました🇯🇵🇸🇬
通常は舷梯(げんてい)と呼ばれる梯子で陸の基地と船を直接移動するのですが、今回は通船に乗ったので海面から船の大きさを感じることが出来ました🚢
↑30人全員同時下船の様子。通船という小型ボートで港の岸壁まで移動しました🚤
↑海面から見上げると高く見えます(海面から甲板までの高さは16mです。甲板にいる青の作業着の人は引き渡し先の会社の船員です)
引継ぎもそこそこに、全く別の会社の船を運航する大変さは想像に難くないのですが、Marine Traffic という船の動静が分かるサイトを見る限り、船名も船の国籍も変更され、無事に目的地に着いたようで何よりです!