こんにちは!
相変わらず暑い日が続きますが、雨でないだけ感謝ですね。
さて、今回は船内で大活躍する何でも屋さんについてご紹介します!
Q. 食事は専門のコックさんが作ってくれるようですが、洗濯・掃除はどうしているのですか?
A. 洗濯乾燥機室があるので、干す手間要らずです。
部屋の掃除・ゴミ箱のゴミ回収は週1〜2で、見習いコックさんがやってくれます!
まず、洗濯乾燥機室ですが、以下の写真のような感じです。
↑日本人船員用の洗濯機。小さくて分かりづらいですが、右二台には「clean cloth only」と張り紙がされています。
油まみれの作業着は左の洗濯機を使います。
↑アイロン台。滅多に使いませんけどね笑
自分の仕事時間で部屋にいない時に、部屋掃除をしてくれるため、部屋掃除をしてもらっている写真はさすがにないのですが、部屋に戻ってビックリして思わず撮ったのがこちらです。↓
服が畳まれていて、とても驚きました!
今のところ、こんなことをしてくれたのはこの人だけです。
35歳のベテランの人でした。
たいていの場合、25歳くらいまでの人が、コックさんの見習いとして野菜・果物カット、配膳、皿洗いを担当するのですが、それ以外の時間は乗組員の部屋の掃除が担当業務になります。
この35歳の人は、コックさんになるより、この業務の方が性に合っているから続けているのだと言っていました。
貨物船には全部で30人程度の船員が乗っているのですが、士官と呼ばれる乗組員の部屋のみ掃除してくれます。
(士官とは、船長、機関長、1〜3等航海士、1〜3等機関士の10人ほどです)
船長、機関長の部屋は応接室も兼ねていて、かなり広いので、掃除の頻度も他の士官より多めになっています。
さて、これを読んだ方はどう思われるでしょうか?
自分のことくらい自分でやれよ!とのお叱りが聞こえて来そうです💦
ところで、ここ数日は本ブログのアクセス数が100〜200件程で推移しており、こんなに多くの方の目に留めて頂けると思ってなかったので、嬉しい限りです。
閲覧数の多かった記事に関連するネタを投稿するようにしようと思っています。
コメント・ご質問、何でもお待ちしています!