今回は航海士の職場である航海船橋での当直中のエピソードをご紹介します!



Q. 中東エリアの海賊に遭遇したことありますか?


A. 未だにいるらしいですが、かなり減ってきているそうで、私は見たことはありません。

アフリカの貧しい漁民がロケットランチャーを小型ボートに積み込んで貨物船を攻撃するというニュースを聞いたことのある方もいるかも知れません。

キャプテン・フィリップスという実話を基にした映画もありますね。

ただ、各国の海軍が取締りを強化していることもあり、近年は大幅に減少しているそうです。


海賊とは別の話になりますが、イランに程近いホルムズ海峡を通過する時には、周囲を警戒するアメリカの空母や海上自衛隊の護衛艦を見ることが出来ます。


一度、日本の護衛艦と近距離ですれ違う機会があったので、「安全な航海をお祈りします」の意味がある国際信号旗 UWをマストに掲げたところ、護衛艦からも、「あなたの安全な航海もお祈りします」のUW1 の答礼を返して頂きました。

遠く離れた異国の海で日本の護衛艦を見たときの安心感は何とも言えないものです。