「君は何がしたいのか」
もうね、考えすぎ。
自分でもわかる。
絶望しながら思った。
「本当は、この会社で社長の役に立ちたかったです」
これがすべて。
じゃあどうしたら役に立てるのか。
会社運営を助ける専門知識こそが、
役に立てると思った。
広島の学生は、在学中、
特殊な技能や専門知識、スキルを身につけるべく
大学でやってきたっていうのは、
もう広島に来た時からわかってた。
東京の大学ほど、
本当は実学とは遠い。
広島にUターンしてきて、会社に入って、
2年もあったのにそういう勉強をしなかったのは、
「入社したら、ずっと会社にいられると思ってた」から。
「未経験の人を育てて使う」って言ってくれてた会社が、仕事を外注にするなんて思わなかったから。
でも、この度心底わかった。
ずっとは居られない ということ。
会社はものすごいスピードで変わり続けるということ。
もう会社には人を育てる体力がない。
アウトソーシングが進むって、嫌というほど分かった。
スキルが足りない(本当はまだ成長できるはずの)人間への圧力。罵倒。
「やってもらう仕事ないのに、与えてやってるんだ」って言われながら、どんどん自信を無くしながら、それでも会社に行く。
このままじゃダメだって、
思った。
ほしいのは専門知識。
もう二度と、「要らない」って言われないための知識、経験。