廃プラ施設操業差し止め住民側敗訴(大阪・寝屋川)
サンケイ08.9.18
大阪府寝屋川市にある2カ所の廃プラスチック
リサイクル施設から有害な化学物質が排出され、
目やのどの痛みなどの健康被害が生じたとして、
周辺住民28人が操業差し止めを求めた訴訟の判決が
18日、大阪地裁であった。
村岡寛裁判長は「健康に影響を及ぼす程度の
化学物質が排出されている証拠はない」と述べ、
原告側の請求を棄却した。
操業差し止めを求められたのは、寝屋川、枚方、四條畷、
交野の計4市でつくる「北河内4市リサイクル施設組合」と
民間会社「リサイクル・アンド・イコール」。
判決は原告側の敗訴としながらも、居住地域に両施設や
ごみ焼却場など化学物質を発生させる施設が集中し、
住民に不安があることを指摘。
「(施設側は)可能な限り情報を公開し、化学物質の排出を
最小限に抑制する努力を継続して大気汚染が生じないよう
注意すべきだ」と述べた。
●問題視されているのは、プラスチックの圧縮梱包工程で、
有害な化学物質が排出されるということだが、
プラスチック製容器包装のリサイクルには欠かせない
施設ということで、判決が注目されていた。
●寝屋川市の場合は、他の自治体から搬入されることや
廃棄物処理施設が集中していることなど他の要因もあるようだが、
全国には同様の施設が約500あり、何の問題もなく稼動している。
一方、東京都町田市は住民の反対で建設を見送り
未だに、プラスチックごみを焼却している。