容器包装リサイクルのフローを検討
環境省は、プラスチック製容器包装など容器包装のリサイクル
について、再資源化の流れの透明性の向上等に関する
課題及び方策について検討するため検討会を設置し、
7月30 日(水) に第1回目の会合を開いた。
初回ということで主に「検討の進め方」について話し合われ、
委員から、フローの透明化に止まらず(情報開示の範囲)、
環境負荷やコスト面での検討の必要性がある。
事業者から、ビジネス上マイナスになる。どこまで公開するのか、
などの意見が出された。
環境省はこれから再商品化製品(ペレットなど)の利用事業者の
意向調査を実施。結果をみて再度検討する予定。(次回は未定)
冒頭、谷津龍太郎・廃棄物・リサイクル対策部長は
検討会を設置した背景として、
「再商品化の利用状況を自治体に情報提供する」など審議会の意見具申
「報道特捜プロジェクト」「ACTION日本を動かすプロジェクト」(日テレ)で
「製品化されているかチャックする機関を設けよ」と提言があった
と述べた。
●日テレが再生プラスチックでできたハンガーを追いかけていったら、
実は10%程度しか入っていなかった、というのが事の起こりとか。
当日は委員から、
・「一般市民がいう「リサイクル」と容リ法の再商品化は違う、
・「廃棄物削減の意味もある」など、当たり前の発言があった。
●プラスチック製容器包装特有の問題を度外視して
「鬼の首」をとったようにいうメディアもいかがなものかと思うが
(こうした報道を止めるのはかなり難しい)
な~にも知らない元環境大臣をフォローできなかった環境省も
いかがなものか。
関連情報========================================
◆環境省、来月にもプラ容器包装の再商品化の実態調査
日刊工業新聞- 2008/07/31
環境省は8月中にも、プラスチック製容器包装の再商品化と製品利用に
関する実態調査を行う。
「容器包装リサイクルのフローの透明化等に関する検討会」の初会合で
調査票案を提示した。今後の議論に必要な情報を集めるのが狙い。
調査は07年度に日本容器包装リサイクル協会から委託を受けて、
再商品化を実施した事業者約90社に対して行う。
ペレットなどの再商品化製品を自社で利用している場合や他社に販売している
場合の利用製品名や混合率などを聞く。
検討会の初会合ではリサイクル事業者の情報公開のあり方などを議論。
「国民に分かる形での情報公開が必要」との意見が多く挙がった一方で、
「企業の競争力にかかわる事項も多い」として公開範囲を慎重にとの指摘も出た。