冬になると暖房を必ず利用する北海道。
暖房を使用すると結露が発生しやすくなるのは周知の事実ですよね
スリーアールではご案内の際に「ここは結露しそうだな・・」と案内スタッフが感じた場合に必ずお客様へ現地でご説明するよう心がけています。ご理解頂いた上での入居と知らないで入居した場合とでは全然違いますからね
お部屋の案内をしていると「あ、ここは結露しやすいな・・・」とすぐに気付けるポイントがいくつかありますので今回はそんなポイントをご紹介します
①匂い
結露レベルが上位の物件はどんなに内装を綺麗にリフォームしていても匂いだけは消せません。それが空室だとしても同じで、部屋に入った瞬間にプールサイドの様な、物置の様な、地下駐輪場の様な、そんな匂いがする部屋は要注意!空室の場合生活臭が無い為その匂いはクロスの裏の壁にあるカビからの匂いです。
②窓枠、ゴム部分をチェック
お部屋の窓の枠や窓のゴムの部分を見てみましょう!
ゴムに黒いシミがたくさんある物件は湿度が高く、窓面が結露して水滴が発生する為ゴムに黒カビが発生している痕です。
③押入れや壁の角をチェック
黒や紫色に変色した壁紙、ボードはカビの跡です。その面が結露しやすいという指標になります。主に北向きの壁や窓下が多いです。隣室との境界になっている面や外壁に向いていない面は比較的結露しずらいです、窓のある面や建物の角になる面、奥まって空気が滞留しやすい部分が結露発生→カビ発生のポイントです。
④換気孔の数をチェック
自然換気の換気孔でも数が多いと換気量が多い為室内の湿度を下げてくれます。また自動換気やロスナイなどが付いている物件はない物件に比べて湿度が低くなっているはずです。自動換気のお部屋の場合、電気代を気にして自動換気を止めてしまうお客様がたまにいらっしゃいますが、絶対にやめた方が良いデス。なぜ付いているのか、なぜ自動で強制的に換気するシステムにしているのか。理由は結露対策でございます。
⑤玄関ドアに水滴がついている
もう とりあえずやめた方が良いかもしれませんね(笑)
たまーにあります。しっかりと換気を意識して行えば問題ない場合もありますが、しなければこうなる可能性がある!と判断しましょう!
どうでしょうか?
今までお部屋を見てきて意識してみたことはありますか??
ちょっと意識するだけでどのくらいの結露状態が予想されるかが判断できます
せっかく引越したのにカビが酷いのでまた引越さなきゃならない・・
そんな辛い思いをしない様に自らの目でしっかりと判断しましょう☆
次回は「結露の原因と対策」を書いてみようと思います
お楽しみに☆