鈍行列車の車窓から。。 -27ページ目

命日

術後9日目。そして退院1日目。

実は今日はうちの父の命日です。2年前の今日、私が昨日退院した病院で入院したのち亡くなりました。
だから私自身も昨日のうちに退院したいなと思ってました。
なんとなく同じ日、同じ作りの病室とベットにいたたまれない気持ちですし、命日にはやっぱりお墓で手をあわせてあげたいと思ってたら不思議と今日から実家生活に戻りました。

思えば病院での1週間は、父との思い出をめぐる1週間になりました。2年前、あぁこんな病院食食べてたんだ。。思ってたよりおいしいな、とか、図書コーナーによく行くっていってたけど、ここからこんな景色見ながら読んでたのかな、とか。
病室で患者さんたちと夜が長いですよね。。とか話してたのかな、とか、たまに仕事が終わってお見舞いに寄る私の事、少しは楽しみだったのかな、、とか。看護婦さんたちはいい人たちばっかりでよかったなとか。。

私が仕事を休職させてもらってなければ、こうやってこの手術を受けることもこの大きな病院に入院することもなかったでしょうし、この時期に同じ生活を送るとは思ってもみませんでした。
父が病気だったこと、余命の宣告を受けたこと、そして亡くなったこと、私の人生の中では初めてのことばっかりでショックが大きく2年経っても、この病院に足を運ぶだけで具合が悪くなるような気さえしてました。

でもいざ入院してみるとこの1週間でもいろんなことあって、若い女性の先生が快く手術してくださったこと、いろんな病気をかかえた患者さんと仲良く話せたこと、無愛想だった掃除のおばちゃんが実は優しかったこと、一生懸命働く職員の方、看護婦さん… 病院もいやなことだけじゃないと、そう思って帰ってきた1週間でした。

私の救いになった主治医の先生はもともと今月いっぱいで結婚退社される予定だそうで、この時期にお会いできたこと、執刀していただけたこと、なんか不思議ででもすごく感謝しています。

次回外来のときに何かお祝いを渡せたらうれしいなo(^-^)o
私の人生にメスをいれてくださった先生に。

そしておやじがいろいろしてくれてんだと思います。

いつも、ありがとう。

ありがとう。

緊急退院!

術後8日め。。

昨日は主治医でない先生が患部の消毒にこられ退院には触れなれなかったんですが、夕方になって婦長さんから「もしあした主治医の先生が診てオッケーがでたら明日退院でもいいですか?」と突然言われ、「えー!全然いいです(^O^)/」と言ったものの、今朝の朝一からまだ先生に診てもらってないのに、「申し訳ないんですがすぐこれに荷物のせてもらっていいですか」とワゴンみたいなものを持ってこられ、ある程度荷物はまとめてたものの退院とはっきり決まってなかったので中途半端な荷物を次から次に看護婦さんがワゴンに乗せて廊下に出されてしまいました(ノ゚O゚)ノ(;_;)
えー!こんなのアリッすか?と思いながら荷物がまとまってなくあらわに置かれたワゴンとともにナースステーションの前へ。。ごめんなさいね~ と言われたもののしばらく放置(*_*)
なんでもベットが足りなくなってきたことと昨日の夜中突然容態が悪化された方がいるらしく移動されてくるそうです。
思えば昨日同じ病室の患者さんも先生にはもう少し様子見ましょうと言われてたのに昨日突然、「今日退院できますか?」言われ退院していきました(´~`;)
私は家近いからいいんですがその方は県外の方だったので、そんな簡単にお迎えこれるかっ!って話です。。
そんなこんなで行き場をなくした私はナースステーション前でぽっかーーん。
母に連絡しても午前中はこれないらしく、現金ももうないのでぽっかーーん。(´Д`)
そうだユーキャンをしよう。よかったユーキャンやってて。時間の有効利用だーとやってたら、しばらくして婦長さんがあいてた個室に「本当ごめんなさいね」と案内してくれました!
助かった~!

でももうそろそろ先生が来たら退院です。

緊急入院は聞いたことあるけど、緊急退院て。。

でも待たずに手術、入院できたことがラッキーなので、満足しています。

最後の病院食なんだろう。。

ちょいコワ

術後7日目。。

昨日引越した病室は、私以外は目の手術された方ばかりで、みなさん安静にされててあまり話せません。
考えてみれば昨日までの病室はずっと話がはずむ方ばっかりだったので、治療も点滴もとくにない私はちょっと淋しく時間も長く感じます(;_;)
病室も静かなんですが気分を変えて病室のそばの景色が見える多目的コーナーみたいなとこでユーキャンの本を読んでます。
あきたら上の階にある図書室コーナーも穴場で、クーラーきいてるし、窓からの景色はいいし、誰もいないので静かで、机はついたてつきの勉強にはかなりいい場所です。
なかなかない環境なのでこれは日頃やってなかったユーキャンをやろうと、1番奥の席で勉強していました。
するとしばらくしてある男性が入ってきました。
二人きりに。。でも本探してる様子だったのであまり気にせずいると。。
「あの~、時代劇の本ってありますか~?」
って言われて。

え?私?? しかも時代劇の本って??

って思いその人をみると、患者さんみたいではありましたが明らかにちょっと変わった人でした。
でも無視できる状況じゃないし、近いし、ちょっと怖かったので…ちょっと考えて、ここはふっつーに答えるのが無難!と、なぜか二人で時代劇の本を探すことに。。
時代劇の本ってなに!?と思いながら。。
気まずかったので、「自分で読まれるんですか~?」とか言いながら、私は図書館の職員か!とか思いながら。。
そうすると「大学生ですか?」 って言われ、「いや30です」答え、「僕、何歳に見えますか?」と言われ、知らんしっ!と心で思いながら。。答えながら逃げるしかないと、よく見ると髪は白髪まじりなのに顔はおっさんまでいかないような…年齢不詳なので、「えー何歳かなぁ」とか言いながら、考えるふりして勉強道具をまとめはじめてると、「けっこう若いでしょ?」と言いながら自分の顔を指さしてヘラヘラ笑い盛り上がりはじめてたんで、ヤバイと思いながら、無難、かつ、思ったより若く
「いやぁ… 36くらいかなぁ。。」とといいながら出口に向かいました。そしたらその人が私が怖がってるのがわかったのか、「あ、すみません、勉強続けてください。僕、出ますから」と言ったんですがまた戻ってきたら今度こそこわいと思い、「いや私も治療があるからそろそろ病室に戻らないと。。」って、図書室出ると結局、同じエレベーターにまた二人で乗るはめに。。(+_+)
今度こそマジヤバイと思いながら
私が自分の階ボタンを押して、「何階ですか?」って聞いたら、また自分の顔指差してヘラヘラして、「何階だと思います~?」って言われて…
いや、ホント知らんし! って思ってると私の階へと着き、その後行き先ボタンを押してないエレベーターは行きようがないので1階まで下っていきました。
(笑)

今度から図書室利用するときは一応入口に1番近い席にしようと誓った、ちょいコワなできごとでした。