偉大な功績残した不世出のイノベーター、スティーブ・ジョブズ氏 | 会計士を目指すたろ~のアメブロ。

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2011年12月に行われる公認会計士短答式試験、2012年8月に行われる公認会計士論文式試験を目指して勉強中のたろ~のブログです。勉強に励む日々の学習記録が中心です。会社を退職したのであとがない(!)ことから、並行して司法書士試験の勉強もやっています。

午前9時~10時頃のTLは、ジョブズの訃報の話題でうまっていましたね。世界中のさまざまなメディアが報じるとともに著名陣のメッセージやジョブズの歴史などを綴った特集。全国各地のアップルストアには献花がされたり、リンゴが置かれたり、追悼イベントが行われたり……とジョブズ一色の一日となりました。


■偉大な功績残した不世出のイノベーター、スティーブ・ジョブズ氏
http://jp.wsj.com/IT/node_320162
■アップル社員にあてたT・クックCEOのメール--ジョブズ氏死去で
http://japan.cnet.com/news/business/35008643/
■カリスマ逝く ジョブズ氏の残した経営哲学
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_8232
■スティーブ・ジョブズ氏を偲び、Apple本社に半旗
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/10/06/046/
■「Stay hungry, Stay foolish」ジョブズ氏がシリコンバレーに遺したもの
http://diamond.jp/articles/-/14338
■ジョブズ氏訃報「ジョン・レノン死亡に似ている」――茂木健一郎氏
http://www.j-cast.com/mono/2011/10/06109290.html
■スティーブ・ジョブズ氏、56歳の生涯
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111006/370301/?rt=nocnt
■ジョブズ氏公認伝記、発売前倒し
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/06/news129.html
■「Thank You Steve.」アップルストアに献花
http://ascii.jp/elem/000/000/640/640372/


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米アップルの会長で共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が5日、死去した。56歳だった。ジョブズ氏の家族は、アップルが発表した声明の中で、ジョブズ氏は「家族に見守られて本日安らかに息を引き取った。多くの皆さんがわたしたちともに彼の死を悼むことと思うが、悲しみにくれるわたしたちのプライバシーを尊重していただきたい」と述べた。
アップルは死因を明らかにしていない。ジョブズ氏は膵臓(すいぞう)がんと闘っており、数年前には肝臓移植を受けている。今年8月、最高経営責任者(CEO)を退任し、ティム・クック氏に引き継いだ。


クック氏は従業員宛ての書簡で、「アップルは先見性に富み、創造力にあふれた天才を失った。そして世界は驚くべき人物を失った」とし、「われわれは彼が愛した仕事に打ち込むことで彼の思い出に報いよう」と語った。ジョブズ氏は、30年以上に及ぶキャリアの中で、かつては果樹園が広がるのどかな土地であったシリコンバレーをIT(情報技術)業界のイノベーションの中心地へと変ぼうさせる上で大いに貢献した。
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私もアップル製品が好きで、毎年何らか購入していて、Macは今のもので5台目、iPodは4台目、iPadは2台目、iPhoneは2台目……といった感じです。数年前、スゴい偶然が重なり、製品発表会のスピーチを生で聴けたのは、忘れられない想い出です。なんだか、iPhone4SがiPhone for Steveなんて解釈されている方もいますね。まぁ、キャリアは要検討だとしても購入ですね。また、auのサイトがiPhoneまもなく登場だったのに対し、ソフトバンクのサイトが孫社長の哀悼メッセージだったことも話題になっていました。


■ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/
■au
http://www.au.kddi.com/


<ジョブズ年表>
16才 ウォズニアックと出会う
21才 アップルⅠ発売
22才 法人設立 アップルⅡ大ヒット
25才 アップル株式上場
29才 マッキントッシュ発売
30才 アップル追放
31才 ピクサー買収
42才 アップルCEO復帰
46才 iPod発売
51才 iPhone発売
56才 逝去


■Steve Jobs
http://ja.wikipedia.org/wiki/Steve_Jobs


ジョブズといえば、アップルの製品発表会でのスピーチのほか、スタンフォード大学でのスピーチも有名ですね。「stay hungry stay foolish」のやつです。スタンフォード大学公式サイトのYoutube動画です。↓




■ジョブズ氏死去に、ビル・ゲイツ氏やオバマ大統領が追悼の声明を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111006_481985.html
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◇米Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏
http://www.thegatesnotes.com/Personal/Steve-Jobs
スティーブ・ジョブズの死去を知り、とても驚いている。メリンダと私は、彼の家族と友人、そしてスティーブとの活動に携わったすべての人に心から哀悼の意を表します。スティーブと私は30年近く前に初めて出会い、人生の半分以上を同業者、競争者、そして友人として過ごしてきた。世界にスティーブほどのインパクトを持つ人物が現れることはめったになく、その影響は今後何世代にも渡り続くだろう。彼と共に仕事ができたことは途方もなく名誉なことだった。スティーブがいなくなって本当に寂しい。


◇Google創業者のラリー・ペイジ氏
https://plus.google.com/106189723444098348646/posts/4wkYwTCCgAc
スティーブに関するニュースを聞き、とても悲しんでいます。彼はとてつもない業績と驚くべき輝きを持つ偉人でした。彼は常に、あなたが何を考えているかをあなたが話す前に、ほんの数語で説明できるような人でした。彼のユーザーエクスペリエンスへの関心はいつも他の人より高く、常に私にインスピレーションを与えてくれる存在でした。私がGoogleのCEOになった際も、彼は状態があまり良くないにもかかわらず、アドバイスと知識を提供するために私に多くの時間を割いてくれました。私とGoogleの考えは、彼の家族とすべてのアップルファミリーとともにあります。


◇Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏
http://www.facebook.com/zuck/posts/10100100934727791
スティーブ、私の師と友達であってくれてありがとう。あなたの作るものが世界を変えることができることを示してくれてありがとう。あなたがいなくなって寂しい。


◇米オバマ大統領
http://www.whitehouse.gov/blog/2011/10/05/president-obama-passing-steve-jobs-he-changed-way-each-us-sees-world
ミシェルと私は、スティーブ・ジョブズを失ったことを悲しんでいます。スティーブは米国のイノベーターの中で最も偉大な一人でした。違う考えを持つことに勇敢で、世界を変えられるという信念に大胆で、そしてそれを成し遂げることに十分優秀でした。この星で最も成功した会社の1つをガレージから作り上げることで、彼は米国の独創性の精神を実証した。コンピューターをパーソナルにし、インターネットをポケットに入れられるようにし、情報革命にアクセスできるようにするだけでなく、直感的で、楽しめるようにした。そして、彼の才能を物語に向けることで、何百万人もの子供たちと大人に喜びをもたらしました。スティーブは毎日が最後の日であるかのように生き、私たちの生活を変え、全産業を再定義し、私たち一人一人が世界を見る方法を変えました。世界はビジョナリーを失いました。そして、多くの人が彼の死を、彼が発明したデバイスで知ることになったということは、彼の成功への最も大きな賛辞であるかもしれません。スティーブの妻ローレンス、彼の家族と彼を愛していた人すべてに、ミシェルと私は祈りを捧げます。


◇米Microsoft CEOのスティーブ・バルマー氏
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2011/oct11/10-05statement.mspx
我々の産業の創始者であり、本物のビジョナリーの1人であるスティーブ・ジョブズを失ったことに、心からの哀悼の意を表明する。私の心は、彼の家族とアップル、彼の仕事に触れたすべての人のそばにあります。


◇ソフトバンクグループ代表の孫正義氏
とても悲しい。スティーブ・ジョブズは、芸術とテクノロジーを両立させた正に現代の天才だった。数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称する事であろう。彼の偉業は、永遠に輝き続ける。


◇日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長
(米アップルで)4人の最高経営責任者(CEO)に仕えたが、アップルのあるべき姿を一番知っていた」とかつての上司を悼んだ。アップルの今後については「企業としてアップルらしさを忘れないという気持ちがあるから大丈夫だと思う


◇グリーの田中良和社長
僕らのビジネスモデル1つとってもアイフォーンがなければアンドロイドもこんなに普及しなかった。今の僕らの生活、ビジネスがあるのは、ジョブズがこういうサービスを作ったから。彼が生まれるか、生まれなかったかで、世の中の歴史は変わったと思う。「革新的なサービスやプロダクトを生み出して、全世界の人生や生活や社会を変えることが、本当にできる」ことを故人から学んだ。
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2か月ほど前の記事なのですが、ハーバード・ビジネス・レビューにあった、私たちがジョブスに学ぶべき視点をまとめたもの。
HBR Magazine, “Why Steve Jobs Matters to You”, August 30, 2011
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1.なぜ、優れた人々が、あなたと一緒に仕事をしたいと思うのか
ジョブスは、非常に優れた人々に囲まれていました。これを実現する秘訣は、優れた人々はお金のために仕事をするのではなく、自分1人の能力では成し遂げられないような、偉大な事業に関わっているという実感を得たいがためです。


2.あなたは、優れた人々を見抜けるか
ジョブスは、誰を自分の組織に入れるべきかということに関して、非常に慎重でした。一緒に仕事をする人を選ぶとき、経歴も大事ですが、それと同等に、性格も重要です。


3.あなたは、優れた人々を見つけ、説得できるか
優れた人々は、たいがい、すでに優れた組織で、面白い仕事をしているものです。そうした人々は、転職することなど考えてもいないことがほとんどでしょう。そのような人々に自分からアプローチして、説得することができるでしょうか?


4.あなたは、優れた人々を教育できるか
自分が実現したいことがその組織で実現できる理由や、実現を妨げる障害、そこでの仕事のあるべき姿などを、広く共有する必要があります。あなたには、それができるでしょうか?


5.あなたは、他者に対するのと同様に、自分にも厳しいか
優れた人々は、周囲にも、優れたパフォーマンスを望みます。当然、そうした人々のリーダーには、多くの突き上げがあり、それを制するための厳しさも必要です。しかし、他者に対して厳しいだけでは全く不十分で、そうした厳しさを、自分自身に対しても向けていることが重要なのです。
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