本日のNHKクローズアップ現代は、シニア起業が取りあげられていました。
■“もう一旗揚げたい” 増えるシニア起業
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3097
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「定年を機に夢を実現したい」「自由に仕事がしたい」。熟年世代でビジネスを立ち上げる“シニア起業”が増えている。日本政策金融公庫の調査によると、開業者に占める50歳以上の比率は、20年前は9人に1人だったが、昨年度は4人に1人になった。シニアの強みは、経験と知識、そして幅広い人脈だ。しかし、ハンディも少なくない。経験が生かせる分野はすでに市場が成熟化していたり、体力や気力が情熱に追い付かなかったり…。50歳以上が始めた企業が赤字や廃業に追い込まれる割合は、他の世代に比べて高いのが実情だ。日本経済の活性化にもつながると期待がかかる“シニア起業”。その現実と支援策について伝える。
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現在50歳~60歳代の方で起業する方が増えているんだそうです。個人的に60歳での起業で有名なのは、ライフネット生命の出口社長だと思うのですが、今回の番組ではもう少し規模が小さめの企業が紹介されていました。
■ライフネット生命
http://www.lifenet-seimei.co.jp/
起業時の年齢。40歳台以下 vs 50歳台以降
1991年度 88.5% 11.5%
2010年度 73.4% 26.6%
ということで、この20年間に2倍以上に増えているようです。
※個人的には、若い世代の起業の男女比などのデータを見てみたい気もしますが…。
■アラヤ株式会社( http://www.alaya.co.jp/
)
中嶌重富さん(63歳)。1年前に翻訳関係の会社を起業。現在社員は、およそ100人。年間14億円を売り上げる業界大手に成長した。20年以上銀行に勤め、中小企業を相手に営業を行ってきた経歴をもつ。その後、取引先の翻訳会社に引き抜かれ、その後、独立。取扱説明書の翻訳に特化した仕事を行う。ニーズを細かく把握するほか、50以上の言語に対応しているとのこと。語学力の高い人材をいかに集めるかがキーで、すべて正社員として採用。銀行時代に多くの経営者と接してきたことが活きているとのこと。
■農業生産法人 株式会社ナガホリ( http://nagahori.com/
)
永堀吉彦さん(66歳)。8年前に起業。朝5時、出社してくる方は、ほとんどが高齢者。現在従業員は、およそ50人。新鮮な小松菜を大量に出荷できるのが強み。100箇所以上ある畑を順番に回って収穫していく。売上は年間3億円。専業農家を営んだあとに起業。地域に広がっていた耕作放棄地に目をつけ、年間を通して収穫できる小松菜を育て、安定した収入を得ることを目的とした。土地はすぐに見つかったが、問題は働き手。ハローワークなどで見つかった若者は、大変だから…と辞めてしまうことが多い。いい品物を大量に作るには労働力が必要なので、長期で働いてくれる人が欲しかった。求人広告に年齢不問をうたった所、定年退職して時間をもてあました人が集まるようになった。現在埼玉県で行っているが、どんどん広げていきたいと考えているとのこと。
その他、あまりうまくいっていない例もいくつか紹介されていたほか、高齢者の起業の方が長続きするといったデータも紹介されていました。現在日本では、起業と廃業を比較した場合、廃業する数の方が多いので、どんどん起業して雇用を生み出していくことが大切的な話で締めくくられていました。