「会社は公器」を貫いた決断 | 会計士を目指すたろ~のアメブロ。

会計士を目指すたろ~のアメブロ。

2011年12月に行われる公認会計士短答式試験、2012年8月に行われる公認会計士論文式試験を目指して勉強中のたろ~のブログです。勉強に励む日々の学習記録が中心です。会社を退職したのであとがない(!)ことから、並行して司法書士試験の勉強もやっています。

「夫の病気にも圧勝する」DeNA南場社長、退任への思い
「会社は公器」を貫いた決断
http://s.nikkei.com/j3fFvN


5/27付けの日経新聞の記事なのですが、DeNA南場社長の想いが詰まった(日経にしては)良記事だったと思う。なぜ、このタイミングでの退任か、今度、どうDeNAと関わっていくのか、どのようなステップで社長交代に至ったのか、それら読者が知りたいであろうことがきちんとまとめられていた。


-----
「夫の看病」が今回の社長交代を招いたのは事実だが、南場本人にとっては既定路線の誤差に過ぎない。DeNAの2011年3月期決算は売上高が前年比134%増の1127億円、営業・経常利益はそれぞれ同164%増の560億円、同161%増の562億円。5月26日時点の時価総額は4240億円と、同2860億円の日本テレビ放送網を筆頭とするテレビ民放各社を軽くしのいでおり、営業・経常利益ではともに電通(509億円、541億円)を抜き去った。設立からわずか12年で名実ともにネットメディア業界の雄へと育て上げた南場。辣腕経営者の突然の退任に多くの人が驚き、株式市場は動揺した。


「南場さん、上場してさらに会社が大きくなる前に確認したいことあります。DeNAは南場智子カンパニーなのか、南場さんとは関係なく成長していく『公器』なのか。価値観としては、どちらでもあると思うし、僕は南場さんがどちらを選んでも支えていきますよ。ただ、はっきりとしてほしい」南場にこう突きつけたのは、DeNA設立の翌年の00年に住友銀行から転職して以来、ナンバー2として財務を担ってきた当時取締役だった春田真(現常務取締役兼CFO、42)だ。設立以来、短時間の睡眠で幾多のトラブルや金策に奔走してきた南場は、考えもしていなかった命題に、しばらく思いをめぐらせた。出した結論は、後者だった。


「ベンチャーの精神は保ちつつも、こじんまりとした経営とは一線を画したい。DeNAという会社は、創業者個人の人生の浮き沈みや能力とは別に、隆々と成長すべきだ」。南場は春田にこう伝え、以降も腹心の春田にだけは、社長交代のタイミングや、次の世代の経営体制をどう構築していくべきか、相談を繰り返してきたという。
-----


記事中では、交代する新社長のDeNAでの立場や他の企業の創業社長の話などもあったのですが、個人的には、CFOの役割ということで、春田さん(今回取締役会長に就任するということで、南場体制からこちらも若返りを図ろうとしているようですね)の振る舞いと立場というのが、スゴいなぁ~と思った。財務面で支えながら、経営者の相談に乗りつつ、サポートしていく、そう境地にたどり着くには、財務諸表などの分析だけでなく、経営的思考をもっていくことが大切だなぁ~と。もっと本読まないと……って思いました。


創業社長の件は、サイバーエージェントの藤田社長も先日ブログで創業社長の引き際
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10906869522.html
という記事を公開しています。


----
自分の引き際は、時期や年齢では決めていませんが、

1.自分の成長が止まったとき。または自分より社長を
やったほうが良いと思える人材が育ったとき。
2.自分がハングリーさやスピード、柔軟性などを失ったとき。

このいずれかに当てはまったときだと考えてます。
1は自分の成長が止まってない場合は、誰かに追い抜かれるイメージです。
2はネット業界の社長には年齢関係なく必須条件です。
-----


ソフトバンクの孫社長もソフトバンクアカデミアを立ち上げて後継者の育成などを行っていますし、日本という国が高齢化していくなかで、これからどんどん若い世代が活躍する時代になってきつつある予兆でもあると取れると思います。自分も頑張っていかないと……と触発を受けた記事群でした。。。。