2011.4.7 タビオ会長 越智直正さん | 会計士を目指すたろ~のアメブロ。

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2011年12月に行われる公認会計士短答式試験、2012年8月に行われる公認会計士論文式試験を目指して勉強中のたろ~のブログです。勉強に励む日々の学習記録が中心です。会社を退職したのであとがない(!)ことから、並行して司法書士試験の勉強もやっています。

本日のカンブリア宮殿。タビオの越智直正会長会長がゲストでした。タビオは、大阪に本社がある会社で、従業員は、連結で242人。国内店舗数は270店舗、海外10店舗を有し、連結売上高143億2600億円を誇る国内靴下チェーン。


【参考】"たかが靴下、されど靴下" 靴下人生50年の男が叫ぶ!
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110407.html
【参考】タビオ
http://www.tabio.com/jp/


一般的に靴下といえば、3足1000円などが主流だが、タビオの商品は1足1000円程度のもの。ズレないだけでなく、群れないけれど暖かい汗も吸ってくれて、臭わないなどのメリットがあり、一度試すと離れ慣れないといった具合らしい。冒頭で村上龍さんも一度履いてみて、購入を即決するほど。ここ数年、女性の間で足下のおしゃれが大ブームとなっており、その恩恵も受けているんだとか。


ゴアラインというかかとの編み込みが中国製などの他社製品などと比べて圧倒的に長く、ズレにくくなっているとのこと。ただ、その加工には、細かな調整のほか、機械にも負荷がかかり不良品が出やすい箇所とのことでメンテが不可欠。それだけ生産効率が落ちてしまうとのこと。糸の品質にもこだわっており、靴下は表糸(見た目)、裏糸(履いたときのフィット感)、ゴム糸の3種類の糸からできているが、他社が選別にこだわっていないが、同社はたくさんの種類の糸から選んでいるほか、湿度などによっても機械を調整して製造を行っているとのこと。


タビオの工場は、奈良県北西部にある靴下の国内生産シェア50%以上を占める靴下の町。現在、靴下市場の8割が海外製となっており、同地域では閉鎖する工場が増えている。タビオの靴下を製造している工場は、奈良県を中心に48社の協力工場。越智会長は丁稚時代に、靴下が売れても在庫不足で怒られ、売れなくても在庫過多で怒られ……といった状態らしく、売れるものを売れるだけ作る仕組みを作ろうとしたのが、今のタビオの原点なんだとか。全国の店からの発注情報は1時間ごとに更新され、無駄の少ない生産体制が敷かれているとのこと(一般的な靴下工場は、シーズンごとに大量発注の形式)。発注の翌日には、店舗に届く流通のしくみももっている。


創業理念は二宮金次郎の言葉「造って喜び、売って喜び、買って喜ぶようにすべし」。靴下に携わる皆に利益が出るしくみ。協力工場は、自社の提示した値段でお店に並べることができ、値下げ要求をされることはないとのこと。品質のいい靴下を長く買い取れるしくみとなっている。また、販売するお店は、270店のうち129店がフランチャイズだが、(コンビニの場合、商品の仕入れ代金のほか、利益の半額程度を本部にロイヤリティの支払いが必要なのに対し)タビオは、ロイヤリティの支払いがないとのこと。その結果、本部と店舗の関係がスムーズとのこと。


日本のモノ作りの形ですね。震災の際も、東北に靴下を届けたとのこと。このようなシステム。靴下以外にも適用可能できると思うので、フランチャイズなど、あまり利益ばかりに目を配るのではなく、産業全体を守る?的な発想でやっていくと、うまくいくケースも少なくないのでは?と思いました。