昨日、池上彰くんに教えたい10のニュースという番組が放送されていた。池上さんが3月末でテレビの仕事をやめるとのことで、木曜の学べるニュース(こちらは地震のため生放送)に続き、2日連続でしたね。学べるニュースの方は、今回放送されるハズだった3時間分は、何らかの形で放映されるんでしょうかね? まぁ、それはそれとして、昨日の番組は、地震前に収録されたものだったのかも?です。Twitterの話題とか、地震後だったら、もっと違っていただろうに……とか思ってしまいました。
【参考】金曜スーパープライム 「池上彰くんに教えたい10のニュース」
対談の中では、池上さんならではの鋭いツッコミも多かったです。以下、池上くん30秒でまとめなさい、というやりとりのまとめから……。
vs 戦場カメラマン 渡部陽一さん
バラエティで活躍している渡部陽一さん、実は戦場の悲惨な現実をみんなに知ってもらいたい。でも、新聞や雑誌の媒体では限界がある。テレビのバラエティ番組に出ることで、それをみんなに伝えたいと思っていた。戦場でコミュニケーションを取ろうとすると、どうしてもゆっくりとした話し方になる、それがあの渡部陽一という人物なんだ。
vs 「もしドラ」著者 岩崎夏海さん
通称「もしドラ」と呼ばれてヒットしましたドラッカーのマネジメントが学べる本です。と同時に、この本はドラッカーのマネジメントの原則にのっとって作られた。若い人は人間関係をどうすれば良いのかが学べます。と、同時に、大人のマネジメント層にとってはヒット作品はこうやって作れば良いのだというヒントが隠されている。
vs カリフォルニア大学 村山斉さん
宇宙はどうして始まりどうして終わるのだろうか? 考えてみれば、私たちにとって根本的な哲学的な課題。それを科学的に研究していこう、なんと宇宙ができてから、1秒後までわかった。そして、宇宙は終わるかもしれない。これによって、私たちはなぜ生まれ、なぜ生きているのかという答えが出るかもしれない。
vs 早稲田大学講師 津田大介さん
ツイッターでいろんなことを発信すると、多くの人から返信が来る。そこから取捨選択すると、自分の私生活を充実させたり、仕事のうえでも大変役に立つ。新しいメディアが登場すると、必ず、そのメディアとどう付き合ったらいいのかということをみんな最初はわからない。それによって大きなトラブルも起こりやすい。ツイッターは今、その新しいメディアとどう付き合うか、みんなが考える時に来ているんだと思います。
vs JICAスーダン事務所長 宍戸健一さん
アフリカに限らず、いわゆる開発途上国に日本が援助をする。日本にお金がないのに、なんでそんなことをするんだろう? いろんな議論があります。でも、実はかわいそうだから助けてあげるだけじゃない。現地に行って、現地の人たちと付き合うことによって、私たちが学べることもある。現地が平和になり、豊かになれば、やがて日本のモノをたくさん買ってくれる。情けは人の為ならず。
vs 韓国音楽ヒットメーカー Sweetune
韓国では1人のアーティストをデビューさせるのに、日本円にして1,000万円を投資しているという話でしたね。韓国のお金にすれば、大変な金額なんですね。それだけのお金をかけて、しっかり育てる以上は、しっかり働いてもらって、投下資金を回収する。とてもシビアなビジネス。さらにアジアを見ている。韓国の音楽市場っていうのは、極めてシビアなビジネスなんだということを改めて痛感しました。
vs 北京大学研究員 加藤嘉一さん
私たち日本人も本音と建前を使い分けますよね。中国もそれは全く同じだということ。テレビカメラを向けられれば、反日的なことを言う若者たちもいるんですね。それが建前だから。でも、カメラが回っていない所では「実は日本が好きなんだけど」という人たちもいっぱいいる。本音と建前を使い分けているよということを知ったうえで、生身の人間同士のつきあいを積み重ねていくこと、それが大事なんだなということを学びました。
vs アメリカ国防総省コンサルタント ピーター・ウォレン・シンガーさん
戦争によって、さまざまな技術が新しく開発されました。それによって、私たちの生活は便利になりました。新しい技術が開発されることによって、戦争の姿を変えてきました。ついにそれが、まるでゲームのような戦争になりつつある。でも、それを私たちは見ることができないんですね。どんな無人兵器があり、どのように戦場が変わっていきつつあるのか、私たちが知る、そこから始めなければいけない。