今週号の週刊ダイヤモンド。第2特集で旅行業界の下克上というテーマが取り上げられていた。下克上という内容の裏には、店頭でのパンフレットがインターネットに取って代わったとのことから。
【参考】週刊ダイヤモンド
楽天トラベルは、楽天の100%子会社で自社で営業を行っていた本体に、2003年9月にM&Aよって取得したマイトリップ・ネット(旅の窓口)を合併する形で2004年8月に事業統合して、現在に至るという形。今まで官公庁が毎年まとめている旅行会社の取扱高速報の対象外だったが、今回の調査から対象になったため、関心が強まったとのこと。4~12月の取扱高は、業界4位であるものの、2位の近畿日本ツーリスト、3位の日本旅行に肉薄しているとのことで、大手の一角に食い込んだと評されているとのこと。
【参考】楽天トラベル
楽天トラベルのビジネスモデルは、楽天同様、プラットフォームの場所貸し。料金設定は、旅館やホテル側が行い、楽天トラベル側はリスクなしで、手数料8~10%を受け取ることができる。また、提供側は、リアル店舗なら半年以上も前にプランや料金を設定する必要があるが、ネットであれば、いつでもそれらの情報を更新できるなどのメリットがある。また、リアルの場合は、手数料が15%程度ということで、料金面でもインターネットの方が割安とのこと。
【参考】じゃらんnet
現在、インターネットによる予約は、国内旅行に限定すると、5割程度のシェアを占めるようになり、リクルートが運営するじゃらんnetも2009年度は3231億円に対し、2010年度は前年比18%の伸びを見込んでいるとのこと。JTBの調査によると、2008年に一度落ち込んだ旅行回数や費用も徐々にではあるが回復基調にあるとのこと。
【参考】売上げ1兆円!旅の王様 JTB
【参考】底堅いオピニオンリーダーの旅行意欲 ~ 2011年の国内市場
観光庁の調査によると、現在の日本の旅行産業の市場規模は2009年度段階で24兆円とされ、そのうち旅行会社の取扱高は8兆円に上るというが、このうち旅行会社のトップ10で4割を占めるとのことで、今までの店舗網を中心とした営業に修正を加えつつ、各社特色を出しつつあるとのこと。そういえば、新聞広告が目立ちはじめたのも2008年以降ですよね。また、中国からの観光客にも各社力を入れはじめているとのこと。
その他、紙面では、JTB(取扱高1位)、HIS(同5位)、阪急交通社(同4位)が、それぞれ1ページずつ、経営者の方のインタビューとともに紹介されていました。JTBは開発力、HISは法人向けや外国人の旅行需要、阪急交通社は熟年層など、各社さまざまなアプローチですね。
【参考】JTB
【参考】HIS
【参考】阪急交通社
いずれにせよ、競争が激化して、お客さまにとって、安心かつ安価、魅力ある提案が増えることはいいことですよね。旅行は視野を広げてくれるので、時間(とお金)があれば行きたい方なので、早めに生活を安定させ、さまざまな国や地域を訪問して見識を深めたいものです。
<本日の1品>
今回の映画ドラえもんでの悪役にがっちりマンデーなどに出演されている加藤浩次さんがゲスト声優として出演されていましたね。あと、ポスター改めて見直してみたのですが、ドラミが無理矢理出演させていた印象。全体に尺が少ないなかで、どんな圧力あるんだろ?なんて、ちょっと考えてしまいました。同名小説という形で、映画とは違った視点で鉄人兵団をSF作家の瀬名秀明さんが描いているということで、読んでみようと思いました。
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