昨日のカンブリア宮殿、ゲストは前外務省事務次官である薮中三十ニさん。北朝鮮外交で実績を残した人物とのこと。経営者ではないゲストの方は久しぶりの印象ですね~。ちなみに、同じ時間帯にフジでは、ドラマ外交官~やっていますね。
【参考】世界で勝つ交渉術 日本外交の未来を読み解く!
2010年は、尖閣沖の中国漁船衝突事件やロシアによる北方領土「領有宣言」など、日本にとって、外交の真価が問われる事態が相次いで起きた年だったが、うまく、海外に対して、交渉できていないような現実ですね~。島耕作にも同様な描写が……。薮中さんは小泉政権時代に拉致問題で、拉致被害者家族の帰国にも貢献されたとのこと。
語学力もそうですが、日本人は文化に対して執着心が薄いのでは?と感じた。外国のエリートは大学院を出て当たり前で、特に、外交官などは、自国の文化の話から外交の話にもっていったりするとのこと。日本の大学は、入るの難しくても出るのカンタンで、一部の大学を除けば、大学でやっている講義自体が、全然役に立たないですからね~。そういう世代が、また次の世代へとつながっていくにつれて、どんどんダメになっているような印象も。また、少子化によって、逆に大学がピンチになっていくという逆転化減少がおきていますね。意識のある中学生、高校生がTwitter上で海外の大学に行くことを主張していたりするのもわかるような気がします。
ロジックは世界共通用語などと語られるとともに、外交交渉において、どのようにアプローチされているかが紹介されていましたが、ITなどのツールの発達により、考えるということをしなくなった人が増えているような気がしました。ロジカルに物事を考える。一昨年、地頭などの本がヒットしましたが、その後はどうなんでしょうね? ものごとをじっくり考えたり、思考を張り巡らせる、難しい本を読んで、考えることを習慣化していかないと……と改めて思いました。
年金などが激減するなか、アジアを中心とする物価の安い海外で年金暮らしをしようとする方々が増えているそうですが、そこでも問題となるのが、語学や交渉力だったりするらしいので、そういったニーズからも語学の必要性や交渉力が再認識される時期に来ているのかもしてませんね。。。
<本日の1品>
「国益を背負う外交の現場とは、いかなるものなのか。世界という視座から見た日本は今、どういう国なのか。戦後最大の経済交渉となった日米構造協議の内実、にわかに台頭する中国の外交スタンス、独裁国家北朝鮮との話し合いの難しさ、先進国サミットの裏側…四十年余の外交官生活をふり返りながら、衰えゆく日本の国勢を転回させるための針路を提示する。」とのこと。
- 国家の命運 (新潮新書)/薮中 三十二
- ¥714
- Amazon.co.jp