後期推薦入試の数名枠にとりあえず入れて安心です。世間の評価は別として。
お受験て言う程かと言われたら自信はありませんが、この一連を通して大人の階段を1歩上がれた気がします。
受験のために高校生で初めてホテルを予約して、
受験のために大好きな新幹線に初めて1人で乗り、
受験のために東京に初めて1人で行き、
受験のためにホテルに初めて1人で泊まり、
大学に乗り込むぼくです。
小中高と過ごしても、結局親の扶養ですからね。高校3年生になっても、心の奥底では大人に向かっているという実感が持ててなかったんでしょう。自分の行動は、自分で決める。年次が進むと、行動範囲は上がります。行動範囲は広くなります。まして、電車が通っていませんからね。自転車を普段使っていた人間が、電車に乗るのも久しぶり、さらに憧れの新幹線に1人で乗るなんて。(そういえば、高校の修学旅行の集合場所は県内主要駅の新幹線の駅だった気がする…)東京のビジネスホテルにお泊まりして、都会のサラリーマンになれた感が清々しい思いです。
受験が終われば、再びぼくは高校3年生になります。
真面目な兄が大学で去ったら、じわじわ出てきた反抗期です。お父さんとはよそよそしい、素っ気なく『合格した』と。家族がウザくなる時期ですよ。でも、照れ臭いながらも伝えれた僕。おばぁには『心配してるだで、電話しよ』と促されるけど、電話はできずに仕事から帰ってきたときに伝えました。
あとは、センター試験、一般入試と頑張る人たちに邪魔にならないように過ごし、大学始まってから遅れないよう、そして2学期末、学年末試験で躓かないようにそこそこに勉強しながら楽しく過ごします。推薦で終わった友達もそれなりにいたから、放課後にカラオケやラーメン、ハンバーグな時間です。(この時は、行ったお店のほとんどが県内ローカルとは知るよしもなかった…)
ふと、高校時代を振り返ってみます。
『なぜ球技大会といいながら、男子はサッカーだけなんだ!?』女子はサッカー、バレー、卓球です。
結局サッカー部ばかりいい思いする世の中です。
そういえば、体育でサッカーはやったけど、バレーはほとんどしなかったな、3年の一時期選択でバレーはありましたが。
結局サッカー部ばかりいい思いする世の中です。
体育の先生はサッカー部の顧問だったりします。だからか、運動得意ではない方の人の気持ちはあまり理解してくれないようです。
結局サッカー部ばかりいい思いする世の中です。
『僕はバレーだったらやってるから、サッカー部にだって負けない!!』って思ってもそんな場所は存在しませんもんね。
結局、そんな世の中です。笑
年が明けると、すぐ学年末試験やセンター試験です。赤点だけにはならないように、勉強しつつ、周りに空気合わせつつ、名残惜しみつつ、教室の最後列の席で授業を聞きながら、休み時間はドラゴン桜とあたしんちを読み、時折机の上のかご入り蜜柑が気になる僕です。
一先ず、赤点はないようなので、次は2月から自動車学校に行きます。学校は登校日に行って卒業式に向けて風紀検査を受け、自動車学校では他校の友達とも会えて、寂しさは感じませんでした。
免許試験は、89点。後1点…
よって1回落ちました。
高校の卒業試験はなんとかなってたのに。
ぼくは舐めていたんだと思います。