我が家には娘が二人いる。

そこにプラスするように、旦那は我が家の長男になってしまったんだろう。
そう、しみじみ思っている。


よく友人がご主人の事を、うちの長男がさあ〜とか言っていたが、夫婦が家庭が上手く回っていた当時はあまりピンときていなかった。



旦那は頭がいい人だ。
勉強も幼い頃から努力してきたので、知識も沢山ある。
仕事もよく出来ると思う。
人当たりもいいし、コミュ力にも長けていると思っていた。

だから基本的にずぼらな私は旦那をとても尊敬していた。



だから我が家の金銭管理は全て旦那に任せているし、何でも相談しながら、旦那の了解を得ながら生活してきた。

 

しかし、長女の受験から足掛け5年。
私の最大の関心は子供たちに向けられた。
母親なら、皆そうだと思う。

大げさにいえば、娘たちにとっては少なからず進学先において、取り巻く環境が大きく変わる訳だから、この先の人格形成にも関わる節目だと考えていた。


娘と私は二人三脚で受験を乗り越えた。
いつからか、旦那は男性一人、除け者のように感じていたのだろうか。
寂しさ、弱音を私には言えずだったのだろうか。



受験が終わり、気づけば、旦那はお花畑真っ最中。
私たち家族を省みることなく、快楽に溺れていた。



子供が、見て、見て、ママーと、言うのと同じなんだろう。


母親に見てもらいたくて、悪さをする反抗期のよう。





バレてからの旦那は一時期は自暴自棄になった。


自分の罪悪感を薄くしたいからか、
娘たちにパパがしたことを一部始終話し、家を出るとか言う始末。



私は空いた口が塞がらなかった。
私が家族を守るために、どれだけの我慢をしてきたのか、全く理解しないし、出来ない旦那。


既に不倫に走った時点で、旦那としては夫婦としての責任を放棄したんだろう。


さらに父親としての責任も放棄しようとした。




正常な思考力を保てていない旦那。


夫はリタイヤ出来ても、父親からはこの先リタイヤすべきではないはずなのに。。。


鶏が先か、卵が先か。
ストレスが先か、不倫が先か。

どちらにせよ、旦那ら父親業を降りようとしたのだ。

父親と母親の子供に対する愛情の違いなのか。
男性脳、女性脳、性差がそうしたものなのか。

私の理解を超えている。