バックステップのお話
タイラレーシングさんでTZR(3XV)コンプリートのデモ車両に試乗したときに、乗りやすい事にびっくりしたってお話を少し前に書きました。その時に乗りやすかった理由に、ライディングポジションがノーマルに比べて楽だったってのがあります。乗ったときに、シートの上に正座・・・もとい、女座りをしているような気がしました。つまり、ひざが下方向に対して引っかかるように感じたんだと思います。ニーグリップで上半身を支える場合、両脇からひざを締める方向に力を入れる必要がありますが、そんな事をしなくとも腕に力を入れる必要がありませんでした。
このことは、私にかなりの衝撃を与えました。それまでは、ノーマルステップのほうが乗りやすいものと思っていたんです。バックステップは、サーキットで速く走るためには必要だけれども公道で使うには辛すぎるもの、と思い込んでいました。TZRの私にとって最適なステップ位置は、ノーマルステップの位置よりもバックステップの位置のほうが近かったのでしょう・・・。
カッコいいからっていうミーハーな理由でバックステップを付けるのは自制していたのですが、それでもいいから付けていれば、もっと早く気づけたのに・・・。
もちろん、身長や体型が違えば乗りやすいステップの位置も変わってくるはずです。ですから、タイラレーシングさんのコンプリート車に採用されているCOERCEのバックステップを付けたとしても、全ての人がノーマルステップよりも良好なポジションを得られる訳ではないと思います。ただ、TZRに限らずノーマルでバイクに乗っている人は、もっと自分にとって最適なポジションに出来ないかって方向で自分のバイクをカスタムするのも面白いんじゃないかなって思います。個人的には、エンジンをチューニングしてパワーが上がるよりも、最適なポジションにセッティング出来たときのほうが幸せになれそうな気がします。