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ダスキンは2026年10月22日、「2025年末大掃除に関する意識・実態調査」の結果を発表した。本調査は2026年1月30日~2月1日、全国の20歳以上の男女4,160人を対象に、インターネットリサーチで行われた。


○2025年末の大掃除実施率は50.5%、調査開始以来の最低に
2025年末の大掃除実施率は50.5%で、前年の51.1%から微減した。2009年末の60.2%をピークに緩やかな減少が続いており、今回の調査で過去最低を更新した。
世帯別では、子育て世帯の実施率が61.4%で最も高く、次いで共働き世帯が続いた。一方、60歳以上の世帯を指すシニア世帯は40.6%と、半数を下回った。この傾向は前年と同様で、大掃除の実施率には世帯属性による差がみられた。

○大掃除の目的は「新年を迎えるため」から「普段できない場所の掃除」へ
大掃除をする理由の経年変化をみると、意識の変化が明らかになった。長年にわたり上位だった「気持ちよく新年を迎えるため」を、「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が2021年に上回り、その後も上位を維持している。
また、「年末年始の大掃除は毎年恒例の習慣だから」は低下傾向にある一方、「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」は上昇傾向を示した。

 

2021年頃は、新型コロナウイルス感染症の流行による在宅時間の増加を背景に、住まいや暮らしへの関心が高まった時期でもある。こうした影響も、大掃除に対する意識の変化の一因として考えられるという。
一方、大掃除をしなかった理由では「大掃除をする習慣がない」が増加傾向にあり、2025年末には26.3%となった。「掃除が苦手(嫌い)・面倒」の24.7%を上回り、習慣がないことが大掃除をしない理由として最も多く挙がった。

大掃除の実施率が長期的に減少するなか、実施する理由でも「気持ちよく新年を迎えるため」や「年末年始の大掃除は毎年恒例の習慣だから」が低下し、「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が1位となっている。
これらの結果から、大掃除は年末の恒例行事としての側面を持ちながらも、普段の掃除では手が回りにくい場所をきれいにする機会としての役割が、より重視されるようになっていることがうかがえる。

○大掃除で念入りに掃除する場所はキッチン、窓・網戸は年末だけの掃除も多い
2025年末の大掃除で最も精力的に掃除した場所は、「キッチン(レンジフード・換気扇は除く)」(16.5%)が最多となった。次いで「レンジフード・換気扇」(16.0%)、「窓・網戸」(15.2%)が続いた。また、大掃除の時だけ掃除する場所では、「窓・網戸」(33.8%)が最も多く、「レンジフード・換気扇」(30.3%)が続いた。

 

大掃除をする理由として、普段の掃除では行き届かない場所をきれいにしたいという意識が強まっていることに加え、実際に年末だけ掃除する場所として窓・網戸やレンジフード・換気扇が上位に挙がった。大掃除は、日常の掃除では手が回りにくい場所をきれいにする機会となっているようだ。

○プロに掃除を頼みたい場所はエアコンが最多、約6割に
2025年末の大掃除について、プロに掃除を依頼してみたい場所を尋ねたところ、最も多かったのは「エアコン」(59.7%)だった。次いで「レンジフード・換気扇」(47.9%)、「浴室」(41.0%)、「キッチン(レンジフード・換気扇は除く)」(39.4%)となった。

これらの場所は汚れが蓄積しやすく、分解が必要だったり、高所で作業しなければならなかったりするなど、自分で十分に掃除するのが難しい場所でもある。大掃除で念入りに掃除した場所や、大掃除の時だけ掃除する場所とも多くが重なっており、手間や負担が大きい場所ほどプロへの依頼意向が高い傾向がみられた。
実際にプロへ掃除を依頼した場所では、「エアコン」(8.0%)が最も多く、「浴室」(6.5%)、「レンジフード・換気扇」(6.4%)が続いた。

プロに依頼した人の仕上がりに対する満足度について、「満足した」「どちらかといえば満足した」の合計をみると、いずれの場所でも70%を超えた。特に「リビング・ダイニング(エアコンは除く)」(89.4%)、「キッチン(レンジフード・換気扇は除く)」(84.7%)、「エアコン」(81.4%)で高い満足度となった。

 

大掃除では日常の掃除が行き届きにくい場所が重点的に掃除される一方、エアコンやレンジフード・換気扇、浴室など、自分で掃除する際に手間や負担がかかる場所では、プロへの依頼意向が高く、実際に依頼する人もいることが分かった。掃除が難しい場所については、プロのサービスを利用することも選択肢の一つとなっている(みるず)

 

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