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ジメジメとした猛暑がやってまいりました。日本の夏は高温・超多湿ですから、食品保存には十分に気をつける必要があります。特に普段常温に置いているような食品も、夏場は要注意な場合があります。実は、冷蔵庫や冷凍庫での保存が推奨されているようなものも、意外と常温放置してしまっている可能性が……。
そこで今回は、多くの人が常温保存してしまいがちな「家庭にある定番食材の正しい保存方法」をご紹介してみたいと思います。万が一放置してしまっているものがあったら、すぐに軌道修正してみてくださいね!

◆1)お酒:缶ビール・未開封ワイン・日本酒など
まずはお酒から。開封していないから大丈夫だと思っていませんか? 実はそれ、大きな間違いでで、日の当たるところを避け、涼しい場所での保存が基本になります。この涼しい場所とは、ワイン→13~15度、ビール・日本酒→20度前後であり、猛暑が続く夏場に、室内であってもこれらの温度を保つのは困難。
また、日本酒(火入れしていない生酒など)は、そもそも冷蔵保存が条件の場合も多いため、いずれにせよお酒については夏場の大量常温ストックはやめて、冷蔵(野菜室)保存を心がけましょう。

◆2)米
米は5キロ10キロにもなれば、常温保存してしまいがち。しかしながら米の保存は、温度の低く(15度以下)、湿気が少なく(70%前後)、直射日光が当たらない暗い場所が適しています。これらの環境を一定に保ち続けることは家庭では一苦労であり、近い環境として「冷蔵庫の野菜室」が推奨されています。

◆3)調味料:しょうゆ、ソース、めんつゆ、ポン酢
続いては、しょうゆ、ソース、めんつゆ・ポン酢といったキッチンのコンロ脇や調味料スペースに保管しがちな定番調味料。これらは開封したらすべて冷蔵保存が必須とされているアイテムです。しょうゆは容器の種類によって異なりますが、密閉ボトル以外の容器(ペットボトル、ビン)の場合は空気に触れやすいため、冷蔵庫保存が推奨されています。

 

4)コーヒー豆・粉
リフレッシュに欠かせないという方も多い「コーヒー」も、注意が必要です。どんなにおいしい豆であっても、酸素、紫外線、高温、多湿によって劣化が起こります。豆のままか挽いた粉かに限らず、未開封であっても、温度差が激しい場所や直射日光が当たる場所は避け、冷暗所(15度以下)で保存することが重要。つまり夏場は冷蔵庫が安心ですが、コーヒーは多孔質のため、他の食品の臭いを吸いやすいという特徴が。湿気防止も想定し、密閉容器に入れて開け閉めが頻繁ではない場所に保存するようにしましょう。


5)パン
最後は、朝ごはんの定番であるパン類。一度開封したパンの場合、夏場は腐敗が進みやすい環境ですから、常温であれば急いで表示期間内に食べ切るようにしましょう。一般的にベーカリーショップのパンは日持ちが短く、当日もしくは翌日までを推奨される傾向にあります。

そして実は、パンが最も苦手とするのが、冷蔵庫。0~10度は、でんぷんの劣化が進みやすい温度帯です。長期保存をするための正解は、冷凍保存。1枚ずつラップで包み、それをまとめてビニール袋に入れて密封してから冷凍室へ入れましょう。生クリームやマヨネーズ、野菜やフルーツが入っているパンはそもそも冷凍保存に不向きです。

<TEXT/スギアカツキ>