双子の弟の
小6のれん
障害をもっていて
言葉は10語も話せないくらい
れんと歯医者に行った日
双子の兄のりくには
先に学校に行ってもらった
れんは
家でゆっくりしてたので
なんだか
機嫌がよかった
歯医者に行っても
そんなに暴れたりする事なく
なんとなく平和に終わった
歯医者が終わったので
学校に向かうと
車の中で怒り出した
休みだと思ったのだろう
学校に着いても
怒って暴れた
玄関まで行けたけど
そこから暴れて教室に連れていく事が
僕
一人では出来なかった
先生たちが手伝ってくれた
いままで
お世話になった先生達が
率先して手伝ってくれて
なんだか
大変だったけど
懐かしい気持ちになった
一人で出来ない事が
増えた感じがしたけど
困った時助けてくれる人と
出会ってきたんだと
思うと
ありがとうって気持ちで
いっぱいになった
沢山
つねられて
かじられて
それでも教室に着いたとき
そんなに
悪い道のりでもなかったって思えた
イヤイヤなんて
いくつになってもあるもの
嫌だと思うことに
抵抗する力
人として
それも大事な成長の一つなんだと思う
二階の教室に行くだけ
一人で出来ない日も
あるんだと思えた1日だった