朗読、聞いたことある?
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Buenos dias!
¿Cómo amaneció!!!
児童文化研究者
miyata.です。
・・・今日は、朗読の日って知らなかった。
コロナでお家にいる子どもたちへ・・・
”夕星のうた” 宮田京子:作・え
なんといっても、
コンサートほどつまらないものはありません。
なかでも一ばんつまらないのは、
チエロのコンサートです。
だって、きまってねむたくなります。
このまえ、ぼくのとなりの人は、
いびきをかいて、ねむっていました。
ちゃんとした、おとなの人です。
おとなでこれくらいですから、
こどものぼくがねむたくなるのは、
あたりまえです。
ところがママは、
コンサートの会場につくと、
とつぜんぼくのうでをひっぱり、
「きちきちなさい。ねむっちゃだめよ!」
・・・と、めいれいしました。
そんなママは、
へんに気どって、
よその人みたい。
けれども今夜のコンサートは、
ちょっとちがっていました。
演奏をする人が、
ウサギだったのです。
プログラムのおもてには、
こう書いてありました。
「ウサギのザザ チエロ・コンサート」
(これはきっとおもしろいぞ!)
ぼくはプログラムを、
顔のまえでパタパタしながら考えました。
ウサギかチエロか、
どっちかが、
まほうつかいかもしれません。
だいたい、まほうのしかけがあるものは、
みかけは、ふつうの感じがします。
その方が、あっとおどろかせるのに、
ききめがあるのです。
そう考えているうちに、
幕がスルスルとあきました。
ウサギのザザは、
年をとってはいましたが、
やっぱりふつうのウサギでした。
チエロもふつうのチエロでした。
けれどもやっぱり、ザザもチエロも、
まほうとかんけいがあったのです。
「”人形のおどり”をひきます。」
そういってザザがひきはじめると、
チエロの中から、
人形がとびだしてきておどりました。
「次に、”小さい風車”という曲をひきます。」
そういってひきはじめると、
おもちゃの風車が、
とび出してきてまわりました。
ザザは次々に、
大きな教会の建物を出したり、
お星さまを出したり、
ある時は、海をだしたりしてみせました。
コンサートが終わりに近ずいたころ、
ザザは、こういいました。
「次に”夕星のうた”という曲をひきます。
この曲は、
ぼくの一番なかよしだった、
ピョン吉が作ったたった一つの曲です。
ピョン吉は、
世の中にまだ戦争があったころ、
てっぽうの玉にあたって死にました。
戦争は、
こんなにも美しいものの命をなくします。」・・・
チエロからは、
ピョン吉は出てきませんでしたが、
なぜかぼくの目からは、
涙がポロポロこぼれました。
なんといっても、
コンサートほどすてきなものはありません。
中でも一番すてきなのは、
チエロのコンサートです!!!
いかがでしたか?
さいごまで読んでくださって
ありがとうございました。
それでは又おあいしましょうネ!
¡Hasta luego!
Nos vemos mañana!!
児童文化研究者
miyata.でした。







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