児童文化専門家の

宮田です。

 

 

今日は、「死んでいません!」

というタイトルのお話です。

 

「え?死んでいません」・・・て・・・?

と、皆さん不思議に思われたかもしれません。

 

けれども、これは実際にあったお話なのです。

 

 

昔、デンマークの国に、

とても貧しい人がいました。

 

着るものも食べるものも無くなって、

とうとう道端で倒れてしまいました。

皆の観察の結果、死んでいる・・・と思われました。

そしてとうとう埋葬される事になりました。

 

ところが、その人は、本当はまだ生きていたのです。

 

この話は、これでおしまいではありません。

噂が町中に広がって大騒ぎになりました。

 

その噂を聞いて深く感じ入った人がいました。

童話作家のアンデルセンです。

 

アンデルセンもとても貧しく、

おまけに容姿に全く自信がなく、

失恋を繰り返していて生涯孤独な人でした。

 

なのでアンデルセンはこの噂を聞いた後、

必ず眠る前には自分の枕元に、

「死んでいません!」

という手紙を書いて置いておきました。

 

というなんとも切ないお話です。

 

そのころから間もなく

アンデルセンは亡くなっていますが、

町中、国中が大騒ぎになりました。

 

そして亡くなって初めて、

町中、国中、世界中の人々・・・

又、デンマークの王様、

子供たちから大人まで、

その他多くの人々に愛される

素晴らしい存在の人となったのでした。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

Hasta ruego!!!

児童文化専門家

宮田