最終日 | 子育てひと段落の日々

子育てひと段落の日々

1990年代中盤男子2人、2005年に女子を出産。
東京の風通しの良いマンションに在住。

6時に起床する予定が、7時になってしまった。

そこから急いで洗濯してお布団たたんだりしていると、いつもは7:30頃出ていく子供たちが、

ケイが先に行くという。

ハグハグして、お見送り。

するとルカはアキが送らないといけないということになる。

ルカが時間になってアキを起こしに行くと、2秒で起床。

そのままいつものショルダーバッグを斜めがけにしてベッドから出てきたまんまで車に乗る。

 

ルカを送る。

さみしいな~

 

送っている道中でも泣きそう。

2分ほどで学校に着いてしまい、アウトカーブのところでハグハグ。

高校生に親の友達が学校の中でハグされるのはとても恥ずかしいことだと思う。ごめんねルカ。

そして、ルカから「今までありがとう」とかわいいペイントを頂いた。

泣ける。号泣。

ペイントの裏にメッセージがびっしり。

読んでまた号泣。

今思い出してもまた泣ける。

 

本当にいい子に育ったね。

アキ、よく頑張ってる。子育てはある意味作品制作だと思う。

アキの作品は素晴らしい。

確かに生意気なことを言ったり、失礼な態度を取る時もあるけど、こんなに心が温まる

メッセージを書ける子になったんだね。

 

そこからうちに戻り、シャワーを浴びてパッキング。

洗濯が終わらないという悲劇が起こり、時間になったので生乾きのまま持っていって

車内で干そう。

 

出る時間10分押してしまったので、アキ旦那を起こしてお礼を言ってお別れ。

外まで見送りに来てくれた。

ハグをして、アキをよろしくねと言った。

 

さて、ここからアキちゃん母のところまで車で45分くらい。

最後にお線香をあげさせてもらわないと。

いつものようにたわいもない話をしながら、あっという間にばあば宅到着。

 

うちの夫と子供達にギフトがあるということなので、遠慮なくいただきました。

いつもいつも申し訳ない。

私が買って行ったお土産はユニクロのブラトップだけなのに。。。

時間がないので、ちょっとだけ話をしてお別れ。

最後に「あんたたち痩せなさい」。

笑った。

 

さてここから1時間ちょっとでサンタバーバラのクリニックへ行きPCRテストを

してもらわないと。

飛行機が13:00発で、クリニックの予約時間が11:15。そこから結果が出るまで

30分みたとして、11:45。

空港まで10分ちょっと。

チェックインのカットオフタイムが12:20。なんかすごいギリギリ。

まぁなんとかなるさ根性の2人なので、あまり焦ることもなく普通にたわいのない話をしながらドライブ。

 

samsun clinicという割と大きな病院だった。

クリニックには10:50くらいに到着。早かったな。

テストを受けるところは、urgent careのところなので、コロナの疑いがある人が多いんだと

思う。

ゲホゲホやっている人がいた。

受付をして100ドル支払って外で待った。

 

5分くらいで呼ばれて、鼻の中に綿棒をぐりぐり10秒間ずつ入れられて終了。

これがまた鼻の穴の入り口でも奥でもなく、微妙に不快なのところだったので辛かった。。。

検査は15分後に出るよとのことだったので、外にいると伝えると、結果が出たら呼びに行くねと言ってくれて、私は外に出た。

15分か。早いね。

その間に日本政府のフォーマットに自分で書けるところは書いといてと言われたので、

名前やパスポート番号などを記入。

ピッタリ15分で呼ばれて、日本政府の指定の用紙を渡してサインをしてもらう。

ここで5分くらいかかったかな。

いずれにしても早い。

アメリカなのに全てが早い。

 

堂々と陰性証明を片手に、空港に到着。

ありえないくらい重い荷物を車から下ろして早速チェックイン。

なぜかアプリでできなかったのでカウンターですることに。

大きいスーツケースが70パウンドらいある。そこにレスポのボストンバッグに

ぎゅーぎゅーにつめた軽い(と言っても40パウンドはある)のが1個。

キャリーバッグ1個、LLBeanのでっかいトートバッグ、紙袋に入ったお土産の数々。

どうみても多すぎる荷物。

とりあえず受託荷物は1個だけ無料なので、2個目の分100ドルを支払う。

担当してくれたお姉さんが

「this is way too heavy」と。そうです。重いんです。すみません。

そこでお姉さんは私の他の荷物に気が付いてしまった。

キャリーバッグを機内持ち込みにしようと思っていたのだけど(預けると100ドルかかるため)「you can take 1 bag only」と

知ってます。知っているのですけれど。。。

 

そして1個目のスーツケースが重すぎるので100ドルチャージしないといけないと

言われてしまった。

そうだよね。規則だもん。そして今日はフルフライトだから機内に持ち込む荷物は

最小限じゃないといけないよね。

わかってます、、、

 

そこでアキが、重い方から軽い方に少し荷物を移すから、超過の分は。。。って言ってくれた。

そしたらお姉さん、本当は絶対ダメだけど、クリスマスだからわかる。

ギフトがいっぱいなんだよね。次からは絶対に守ってねと言って、超過分が50ドル、

2個目の分が50ドル、3個目はフルフライトだからボランティアで預けてくれたってことにしてあげると。

お優しい。ありがたい。

めっちゃお礼を言って、ちょー身軽(と言ってもLLBeanのトートはなかなか重い)で

セキュリティーエリアへ。

ここでお別れしなくっちゃ。

また号泣。

本当に楽しかったというか、いるのが当たり前になっていて、全てが普通すぎて。

特に面白いわけでも、つまらないわけでもなく

本当に普通に3週間が過ぎて行った。

さみしいってこういう感情なんだな。

 

セキュリティは激混みで、いつまでもそこで見送ってくれていたアキ。

悲しくなるから帰ってよ~と心で思っていても通じず、そこにいる。姿を見てまた泣く。

を繰り返していると順番が来た。

靴を脱いで、コートを脱いで、ラップトップを単体で別のトレイにおいて、スキャニング。

私も大きく足を開き、両腕を上にあげてスキャニング。

ほんの3秒で終了。

私の荷物が引っかかり、ちょっと時間がかかってしまったけれど、無事通過できた。

 

サンタバーバラの空港はとても小さいので、あっという間にゲートに到着。

Wifiが薄過ぎて、アキにメッセージが送れず。

そうこうしていると搭乗時間。

本当に満席だった。2席ー2席の小さい飛行機。

アラスカ航空のサンタバーバラ発シアトル行き。

カリフォルニアもワシントンも確かオミクロンが出て厳戒態勢なはずなのに満席だった。

 

さっと離陸して、さっと着陸。2時間30分はあっという間。

ちょっと飛行機壊れていたけれどw

 

wifiがない飛行機だったので(もちろん購入したらあっただろうけれど)、ひたすら

ボケーっとして、思い出して泣いてを繰り返す。スナックと飲み物のサービスがありました。

以前は絶対なかった手を拭くサニタライザーも配布されます。

 

ここからまた荷物との戦いが。