今日のEテレ『クラシック音楽館』N響演奏会で
ベルリオーズの《幻想交響曲》が放送されたが
その曲紹介の一コマ↓
↓
幻想協奏曲……
どうせなら「幻想狂想曲」としてくれれば
曲の内容的にむしろ「交響曲」よりもふさわしいものになったのに
(という訳で記事タイトルはそれ)。
隣の写真のベルリオーズ先生がムッとしてるわ😑
今日YouTubeで
昔のFM放送の録音をアップしている人のチャンネルで
何十年も前にリアルタイムで聴いた放送に再会した。
あるピアノリサイタル(公開録音)だが、それを憶えていたのは曲や演奏でではなく
アナウンサーが曲紹介で「リストの《鏡》」と言ったから。
この放送のはじめの方でラヴェルの《鏡》が演奏されてはいたが
それは「リストの《鐘》」である(フジコ・ヘミング復活以降なら、この曲を紹介するのに《ラ・カンパネラ》と、ほぼ100%言うだろうから、そのような漢字の間違いは起こらなかったのだろうけれど)。
曲の前と後、2回とも「かがみ」と言った。生放送ではなく事前収録されたものだ。
アナウンサーが漢字を読み間違えたのか、用意された原稿の漢字が間違っていたのか知らないが
放送の担当者たちは基本的にその曲を知らないのだな、と。
その記憶が久しぶりに呼び覚まされた直後に「幻想協奏曲」
こういうのって不思議と続く😔
クラシックの曲紹介では、その曲の調性を明示することも多いが
「ハ短調」の曲が「ハ長調」とされていたり「嬰ト短調」が「変ト短調」になっていたり
その手の間違いはざらにある(自分は相当嫌いで神経に触るけれど)。
今回のミスはかなり大々的なもの。
何十年経っても憶えていて、また思い起こされるだろう🙈
(「幻想協奏曲 破綻調」とか)
では、1978年の小澤征爾&ボストン交響楽団の演奏で
《幻想交響曲》を。(さっきのルイージ&N響の演奏もよかった)