恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサート
今回はプログラムに史上初めてブルックナーが入るという情報を聞いた。
「は??」という感じだ😶キョトン
ブルックナーはウィーンで活躍した作曲家だから十分ゆかりはあるが
ニューイヤーコンサートにはなんとも場違いな違和感は否めない。
ブルックナーに軽妙洒脱なイメージは皆無だが
知られざる作品にポルカとかカドリーユなんかの小品があるのかと思ったら
オーケストラ作品にそれらしい曲はギリ行進曲ぐらいしかない
(カドリーユの作曲は存在するがピアノ曲だった)。
思った以上に交響曲と合唱曲に専念した作曲家だったようだ。
一体何が演奏されるのか。。
(記事アップした後に調べてみたら、もう10月の時点でプログラムが発表されていたようだが、ここでは敢えてこのまま伏せておく)
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート、近年はシュトラウス一族の作品以外にも
かなり色々な作曲家の作品を広く織り交ぜてくる傾向も顕著だけど
あんまりいろんなことやらなくていいよという気が…
(この点に関しては自分も保守的)。
おとそ気分の雰囲気にそぐわなくなってくるから😞
(かれこれ二十年以上前にアーノンクールがニューイヤーコンサートを指揮した時、締めの大定番《ラデツキー行進曲》を“原典版”の楽譜を用いてコンサート冒頭に解説付きで演奏したことがあったが、これこそアーノンクールが場をもわきまえずに興醒めな学者バカぶりを発揮してしまった、もはや黒歴史だと思っている)
さて、ブラック・ジャック実写化の話を少し。
いにしえの迷作『加山雄三のブラック・ジャック』を観て知っている自分としては
今回の件も決して歓迎はできない🙅不幸せだなぁ
ただ、ブラック・ジャック役の高橋一生の言
「多くの方の心の中に居るブラック・ジャック像や基盤を大きく外すことなく、何よりも自分が思うBJ像を一瞬でもこぼしてしまいたくありません」
「『ブラック・ジャック』の世界や、手塚治虫さんの漫画がとても好きな方々に「うん、アリだわ」と言っていただかないと、失敗だと思っています」
「観てくださる皆さんもぜひ厳しい目線で観ていただき、願わくば楽しんでいただけると」云々
主演たる高橋一生自身も実写化成功の困難さを重々承知の上で、相当な覚悟を持って引き受けていることが窺える。
『加山雄三の~』は、その原作を怪奇ミステリーものと捉えてしまって悪趣味な仕立てをふんだんに弄したのが最大の過ちであり失敗だった
(秋田書店の単行本が当初は「恐怖コミックス」というカテゴリーで刊行されていたのと同様の見誤り。※途中から「ヒューマンコミックス」と改められた)。
そんな過去の轍も踏まえて、それよりはマシなものを作ってほしい。せめて。
(高橋一生のキャリアの黒歴史にならなければいいがと案じている。心配だなぁ)