事件の被害者の顔写真が

いかにも加工されている。

元の顔はかなり違った感じのものだろう。

他の写真、普通に加工なしで写っているものが

無かった可能性もあるが。

 

今の時代、こういう事は今後ますます増えてゆくだろう。

うーん…

これはどうなんだろう。

事件の被害者は、本人の顔が表沙汰にならない方が

いい場合も多い気もするので

加工で原形が隠蔽されたような写真が

公表のために敢えて提供されたのかも。

 

近年プリクラ写真等で非常によく目にする、いかにも不自然で別人のようになってしまっている加工には

残念な気しかしないのだが

使われ方によっては意味もあるのかも(こんな使われ方も悲しいけれど)。

 

 

容疑者の場合

近影が無いのか、中高生ぐらいの頃の写真が報道で使われることが時々あるが

なんの罪もなく、時に無邪気に笑みを浮かべてさえいる過去の自分が

後年の大人の自分がしでかした罪によって

時を超えて引き合いに出され、世の中に広く“犯罪者”として晒されるのは

未成年の自分にとってはとんでもない人権侵害だろう。

藤子・F・不二雄式のSF漫画なら

過去の自分が時空を超えて現在の自分に対して激怒し、涙して名誉毀損を訴えそうだ。

何もさかのぼって未成年の時代にまで罪を負わせなくても、と思う。

罪を犯した現在のその人の責任において処理すべきことだろう。

犯罪者の過去の当人は、当時未成年であっても保護されない。

反面、未成年でも、その犯した罪の重さによって

「未成年だからと言ってこれが保護されるべきなのか?」と

問題にされるケースも多いが。