出汁として、「昆布パウダー」もいいけれど、もう2つ簡単出汁をご紹介。

 

すっきり液体のみの昆布だしが欲しい時、重宝します。

 

1つ目は、水出し昆布出汁

 

作り方は、名前そのまま、昆布を水に浸けて、冷蔵庫に入れておくだけ

 

水出し昆布出汁は、煮物や汁物、麺類などに使えて万能です。

 

必要なものは、水と昆布だけ!!(あ、入れ物は必要ですが・・・)

【材料】
- 水 1リットル
- 昆布 10グラム

 

私は、いつも分量は適当です。だいたいこんな感じということで。

【作り方】
1. 昆布は水洗いして、水気を切る
2. 保存容器に水と昆布を入れて、冷蔵庫へ

 夏場は4時間程度、冬場は8時間程度浸けておく
3. 昆布を取り出したら、水出し昆布出汁の完成!

    

使わない分は冷蔵庫で保存できます。

保存容器は、蓋が閉まる瓶タイプが理想ですが、代用できそうなものならなんでもいいかと。

 

私は縦長の100均等で売ってそうな瓶を使っています。



水出し昆布出汁は、加熱すると多少風味が落ちてしまうので、そのまま使うか、ぬるま湯で温める程度の利用が理想ですが、あったか料理に使っても全然問題ありません。(と、私が思っているだけなのですが)

 

塩分が少ないので、料理に合わせて調味料を加える必要はありますが、昆布の旨味がしっかりと感じられる出汁なので、ぜひ試してみてくださいね。

 

ちなみに私は、そうめんつゆや、そばつゆが必要な時に作っています。

 

そして、さらにもう1つ、発酵昆布出汁をご紹介!

 

こちらも作り方は同じで、昆布を水に浸して冷蔵庫で寝かせるだけで作れます。

 

違いは、冷蔵庫で1週間ほど寝かせて発酵させるということ。昆布の酵母や乳酸菌が増えて、昆布の旨味や香りが増し増しで楽しめます。

 

酵母に含まれる豊富な食物繊維は、腸内環境を整え、糖の吸収を穏やかにして、免疫力アップも期待できます。

 

乳酸菌は、腸内環境をいい状態に保ってくれる善玉菌です。

 

ただ、発酵昆布出汁を作るときは、保存瓶を煮沸消毒かアルコール消毒しておきましょう。甘酒やヨーグルトを作るときと同じで、雑菌が混ざると上手くできない場合がありますし、1週間放置ですから。

 

普通の水出し昆布出汁の時も、面倒でなければ消毒しておくほうがいいですね。私は、その日か翌日には使い切るので、あんまり気にしていませんが(笑)

 

昆布パウダーは簡単で使い勝手もいいけれど、どうしても固形物が混ざってしまいます。透き通った綺麗な昆布出汁が必要な時には、水出しで、ぜひ。

 

パウダー出汁と上手く使い分けて、簡単に美味しいお料理を!