現在グリーやモバゲーといった携帯ゲームに力を入れている企業の業績が健闘していますが、このアメーバブログを提供してるサイバーエージェントやミクシーも、ゲームに非常に力を入れていますね。

ミクシー株は今株価下がっちゃってますが、サイバーエージェントはどうでしょう?


サイバーエージェント株は、IRの人のブログなどを見てると、携帯ゲームに非常に力を入れているようです。しかし株価にはあまり(グリーやDeNAほどには)反映されていない気がする。


このサイバーエージェントは、子会社で、CAモバイルという非上場の携帯広告やゲームコンテンツ等に特化した会社があるのですが、もしこの会社が上場していたら、今のグリーみたいな感じで急成長注目株で株価も高騰しているのではないだろうか?


有価証券報告書によると、サイバーエージェントの昨年度の連結売上高939億円に対し、CAモバイルの売上高は209億円。

サイバーエージェント単体売上高は424億円なので、連結売上高の約22%、サイバーエージェント単体の約半分近くの売上があるようだ。

ちなみにグリーの昨年度売上高は139億円。


もうちょっと内訳を詳しく見てみたい。


グループ連結
売上高 ¥93,897
経常利益 ¥4,347
当期純利益 ¥1,268
純資産額 ¥31,579
総資産額 ¥67,291


CAモバイル 構成比率
売上高 ¥20,874 22%
経常利益 ¥1,099 25%
当期純利益 ¥721 57%
純資産額 ¥8,068 26%
総資産額 ¥10,997 16%


なんと、CAモバイルは、サイバーエージェント社の売上の半分以下にもかかわらず、連結業績の当期純利益の約57%を稼いでいる。

サイバーエージェント社によるCAモバイルの議決権所有割合は76.4%のようだから、CAモバイルの資本金約18億9千万の内の14億4千万の額面所有か。

このサイバーエージェント社によるCAモバイルの所有持分が、連結貸借対照表の投資その他の資産の部にいくらで計上されているのだろうか?

市場時価がない株式だから原価表示だとすると14億円程でしかないが、過去2005年に電通から、2006年にNTTドコモから資本参加を得た時の株価で表示されているようにも思えない。なぜなら、投資その他の資産合計額は5,993百万円となっているが、その内時価評価されていない主な有価証券の内容として、その他有価証券は1,359しかない。

第三者割当増資した時は、それぞれ450株ずつの発行で(2005年12月に電通と電通子会社に11.2%、2006年3月ドコモに10%)1株当り400万円の株価で増資している。これを元に当時のCAモバイルの時価総額を計算すると、400万円X450株=18億→18億/10%で180億円。

サイバーエージェントには、他重要な非上場子会社以下だけでも、2,355百万円の額面を保有している(以下参考)ことから考えても、これを適切な市場価格で評価されるとすると、サイバーエージェントのBS総額はもっともっと大きくなり、今のBPSも割高ではなくなるのではないだろうか。


資本金 所有比率 所有割合
CAモバイル ¥1,889 76% ¥1,443
FX ¥490 100% ¥490
ECナビ ¥372 75% ¥280
Gクレスト ¥239 59% ¥142



CAモバイルの売上が今の3分の1くらいであっただろう4年前の時点で時価180億なのだから、今はどのくらいになるのだろう。CAモバイルの社長の外川さんは、確か一昨年前CAモバイルの将来準備(株式公開?)に向けサイバーエージェントの役員から降りて専業になったはず。

CAモバイルの将来の株式公開をもくろんで、今のうちにサイバーエージェント株をたっぷり仕込んでおくのは、グッドアイデアと思う。