父が胃がんの為の抗がん剤治療を始めたのは去年の11月下旬。

今はTS1という錠剤を服用しています。
肝臓に転移している癌が少し広がっていると言う事で、先月から以前より多く服用しているようです

TS1を服用するようになってからは髪の毛が抜ける副作用はなくなり、写真を見たら元気なときのように「黒々」していますこの年にしてフサフサで黒々した髪が父の自慢だったのです

でも、副作用で手足が慢性的に痺れて感覚がなく、歩きにくいので杖をついています

1月にオーストラリアに戻ってくる直前に、私と父とレモネードと3人で出かけたときに杖が置いてあるお店に偶然立ち寄ったので、「お父さん、歩きにくかったら杖買う?」と言ってみました。

暫し眺めて、手にとってみて少し固まっちゃった父 そして「いや。まだいらんわ。ええはやめとく」と買いませんでした。やっぱり、胃がん発覚のほんの1年前まで元気でぴんぴんしていたし、杖をついて歩く自分の姿を想像して受け入れられなかったのだと思います

今はそんなこと言ってられないくらい、歩くとき不安定なので杖をしています。
実家の近所に住む姉が「そんな姿見てると辛くなる・・・」と言っていました。「でも、相変わらず口は元気やで~」とも言ってましたが

昨夜は電話に父が出てきたので、30分くらい話しました。最初はハリのない声で出てきたのですが、「あ、アンタ(私のこと・笑)かいな~」って、「ここ3日間は最高にしんどい」っと言っていましたが話しているうちに徐々に声にハリも出てきて楽しく話せて良かった~

そして、今日は姪っ子の18歳の誕生日なので「明日は○○まで、ユッキーの誕生日ケーキ買いにいくわ」とお出かけの予定もしているようでした