15日、楽しみにしていた“ウエストコーストサウンド4部作”のラスト「エコー・イン・ザ・キャニオン」へ
これは、ボブ・ディランの息子さんのジェイコブ・ディラン氏がトム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンらにインタビューをしながら、当時の音楽の影響を受けた新しい世代のベック、ノラ・ジョーンズなどとバンドを結成し、ウエストコースとサウンドのトリビュートライブを行うというドキュメンタリー
これが、なんだかとっても良い雰囲気の映画だった
すべてのアーティストに尊敬を持って話を聞いているジェイコブ・ディランと、とっても嬉しそうに語る往年のアーティストたちが、それこそ、共に音楽を奏でるように話しているのを見ているだけで、こっちまでHAPPYになってくる
それぞれのアーティストの関係性や思いが伝わってきて、とっても面白かった
そして思った
人は思い出話を語る時、とても嬉しそうな顔をするってこと
そして思い出した
寡黙だった父が、晩年、急にいろんな昔話をするようになったこと。
時にはそれが面倒になって、テキトーに流してしまったこと
今やもう、聞きたくても聞けないってのに、あの時はそんなこと思いもしなかったなぁ
父親にしたら、今のうちに娘に聞かせておきたかったのかもしれないのにね
そんな、自分の親不孝ぶりを思い出して反省した、父がいなくなって2度目の“父の日”