公開前から「見たい、見たい」と思いながらも、上映時間約3時間近くという長さにひるんだ「ハウス オブ GUCCI」。

思い切って27日に行ってみることに♪

 

確かに長いあせる

途中、2回ほど眠ってしまったあせる

 

けど、ガガの演技はブラボーだった拍手

イケイケ(死語・笑)の時にはキラッキラのパワーを纏い、夫の浮気に焦燥した時は“崩れていく女性性”を見事に演じ分けてた拍手

眼の光や佇まいや姿勢をガラッと変えて、本当に見事だった。

 

お話は、サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション小説「ハウス・オブ・グッチ」を原作に、ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたもの。

 

話の流れはとってもシンプル。

「あ~~、そんなことがあったんですね」で終わる(笑)

 

予告編ではガガが演じるパトリツィアが、もっともっとワルい女かと思っていたけど「ここまでされたら、さすがに実行しなかったとしても“殺したろか~~”とは思うよな」と共感した。

 

パトリツィアとマウリツィオ・グッチが出会うディスコ・パーティーは、青春時代を思い出させてくれてワクワクしたし、音楽も最高だった音譜

 

そして、そして、当時のGUCCIのアイテムはやっぱしステキだったなぁ~ドキドキ

私が初めて買ったブランド物はGUCCIの財布だった。

大学の卒業旅行でイタリアに行った時に買った花柄のスカーフは今も持ってる。

このスカーフ、映画の中でも出てきてた♪

当時、GUCCIの花柄傘が大人気だったけど、持ってると盗られることも多くて買わなかった(笑)

 

トム・フォードがデザイナーに抜擢されて、見事なイメチェンに成功した時くらいまでは良かったけれど、最近のGUCCIはなぁあせる

ドラえもんとのコラボにはビックリしたもんあせる

 

でも、でも、昔のGUCCIにはやっぱり風格があって良かったなぁと思ったひらめき電球

ま、そのままのクラシカルスタイルを貫いていただけではやっぱし、ここまで残れなかったのかもしれないけれど。

 

いずれにしても、どこのハイブランドも、もう外枠だけで、中身はもう昔のブランドではないですよね。

デザイナーも経営してる会社自体も違うってことは、違うモノってことやもんあせる

シャネルはドイツの会社が建て直したと知って愕然としたし、GUCCIに関わっているGUCCI一族は一人もいないそうあせる

 

大変なアパレル業界で生き残っていくためには仕方ないけれど、切なすぎる現実だあせる

 

それにしても、ガガとマウリツィオの浴室でのラブシーンは、バスタブに並べられたキャンドルが、ガガの髪の毛に引火するんじゃないかとハラハラしたわ(笑)

 

なんやかんやゆ~ても、楽しい映画でした音譜