20日に終わるかもってことで、15日に主人と「ドント・ルック・アップ」へ。

 

ディカプリオにメリル・ストリープという大物が出ている割には、あまり告知されていなかったので直前まで知らなかったあせる

 

お話は、大学院生ケイトが地球衝突の可能性がある彗星に気付き、師である天文学者ランドール・ミンディ教授(ディカプリオ)に伝える。事の重大さを知ったミンディは、大統領(メリル・ストリープ)とその息子であるジェイソン補佐官と対面したり、テレビ番組に出演して迫る危機を世界中の人々に訴えようと奮闘する。けれど、一向に世の中は彼らの負の発見を受け入れようとはしない。その果てに…というもの。

 

正直、真ん中あたり、どーでもいいようなウダウダ感満載でグッスリ眠ってしまったよあせる

けど、目覚めた終盤からは急激に面白くなり、見終わった後はいろんなことを考えさせられたチョキ

 

しかも、タイミング的にトンガの噴火もあって、そうした危機が迫った時、自分はどのようにして終わりたいか。

そんなことを主人といろいろと話した。

 

目の前に絶滅的危機が迫っているというのに、まだ儲けようとする億万長者と、国民そっちのけで自分だけ助かろうとする大統領あせる

かなりデフォルメされてますけど、かなり現実的に感じてしまったあせる

 

欲の強い人間はしぶとくて最後まで生き延びる。

でも、そこまでして生き延びたいか??と問われば、私は“NO”だな。

ディカプリオ達の最期の方に共感するし、そうありたいと感じた。

 

それにしても、一般人の私からすれば、そこそこの富を手にしたなら「もうそれでいいやん」と思うのだけれど、億万長者の人たちにすれば、もはやお金儲けはゲームなんだなと。

 

ゲームは中毒性が高いから、彼らはもう止まれないあせる

そして、お金のパワーに負けて人間は人間味を失っていく…。

自分の“異常さ”に気づくこともなくゲームにどっぷり。

一生で使いきれないほどの富を得ても、まだまだ欲しいあせる

どんなに儲けても、死ぬ時は身ひとつってことにさえ気づかないあせる

怖っあせる

 

この映画の中で、大統領のズルさには笑えたけれど、億万長者バッシュの淡々とした強欲さは相当怖かったあせる

 

人間としてどうありたいか。

 

そんなことを問われている作品だったような気がする。

 

そして、タイトルの「Don't Look Up」は、“真実から目をそらせ”っていう意味があるんじゃないのかなぁと。

NETFLIXの作品らしいけれどキャスティングの豪華さには驚いたキラキラ

 

物語は起承転結というけれど、これは起と結だけで十分だったような気もした(笑)

途中眠ってしまったからの言い訳ではないけれど(笑)

 

それと、やっぱし、100憶で宇宙に行った人の顔もちょっと思い浮かびました(笑)