15年くらい前からずっと関わらせていただいてる室内楽の仕事の関係でコンサートのチケットをいただいた。
妹は昔からクラシックが好きなので誘ってみたら「行く」というので、またまた二人で出かけた。
11月9日。
夕焼けがとっても美しかった
ひっさびさの「いづみホール」
ここのホールはとってもステキ♪
今回は徳永慶子さんというヴァイオリニストと小田裕之さんというピアニストによるコンサート。
徳永さんは5歳からヴァイオリンを始めて、7歳で桐朋学園の子供のための音楽教室に入室。
この桐朋学園の音楽教室はかなりのハイレベルらしい。
そこで実力をつけて17歳でジュリアード音楽院の予科に編入し、学士と修士号及びアーティスト・ディプロマを得たというからすごすぎる!
2005年から2019年までアタッカ・クァルテットに所属し、その間、グラミー賞やメルボルン国際室内楽コンクール3位、コールマン国際室内楽コンクールで優勝、チェサビーク国際室内楽コンクールで最優秀賞受賞などと、輝かしい経歴を持つヴァイオリニスト。
あんまり進んでクラシック系のコンサートには行かないのだけれど、よく原稿を書く時にこの“アタッカ・クァルテット”の名前が出てくるし、グラミー賞の室内楽・小編成アンサンブル部門の受賞に興味が惹かれた
舞台に現れたのは、そんなすごすぎる経歴を感じさせない、気さくでとてもキュートな女性
演奏はもちろん素晴らしいし、合間合間のお話も親しみやすくて楽しい
演目も聞いたことのある曲ばかりでとっつきやすかった
これまでクラシックのコンサートに行くと7,8割方眠ってしまった私だったけど、今回ばかりは一睡もしなかった
今のご時世なので「ブラボー!!!」とは言えないから、思いっきり拍手で感動を伝えることに
とってもうれしそうに演奏する姿を見ているだけでも楽しかった
というのも、観客の前でコンサートをするのは9か月ぶりだったそう。
現在、ニューヨーク在住なので日本にやってくるのも大変だったけど、こうして観客の前で演奏できるのは最高だと何度も何度もおっしゃった
コロナはいろんな不便を強いるけれど、その一方で改めて感じる喜びや楽しさもある。
こうしてコンサートに参加できたこと自体も一時のことを思うと幸せだし、考えようによってはネガティブなことばかりじゃなくて、嬉しいこともあるもんだな。
演奏者と観客が一体となれた素晴らしいコンサートだった
楽しい夜だったなぁ
行ってみた良かった