8月24日、GO TO Travelを利用して奈良ホテルへ
1909年に建てられたこのホテルは、東京駅を設計した辰野金吾の設計。
皇族や国内外の賓客が利用する迎賓館的な存在だったとか。
国内に残るクラシックホテルの中でも最も和テイストが強いのだそうです。
フロントにも長い歴史が感じられます。
ここに、アインシュタインやチャールズ・リンドバーグ、ヘレン・ケラー、マーロン・ブランド、オードリー・ヘップバーン、ダライ・ラマ14世などの世界の著名人が訪れたのだと思うと、特別な気持ちに…。
1983年、オードリー・ヘップバーンが、この釣燈籠のような和風シャンデリアをバックに家族写真を撮ったそうです。
2階にはソファセットが。
本でも読みながら過ごしたいなぁと思えるような落ち着いた空間。
建物の中はまるでギャラリーのようにたくさんの名画が飾られています。
これは1階の談話コーナー
昔使われていた食器類も展示されています。
味わいのあるスチーム暖房器具。
マントルピースに代わって大正時代から現役で活躍中なのだとか。
1914年の大正天皇即位記念に全館セントラルヒーティング化された際に備えつけられたもの。
ひとつひとつの彫刻がステキです。
本館のドアは当時のまま。
つるはしが何故一緒にあるのかわからない消火器。
暖炉もちょっと鳥居的なデザインで和風。
アインシュタインが1922年に訪れた際、実際に弾いたというピアノ。
1990年の天皇即位の時にお祝いの意味を込めて設置された大時計。
1922年にドイツで製造されて1926年に奈良ホテルにやってきたグランドピアノ。
当時、自動演奏装置付きのスタインウェイは珍しかったのだそうです。
私たちが泊ったのは新館。
静かでとても心地の良い空間です。
オリジナルパジャマも着心地良かった♪
アメニティーはめちゃめちゃ良い香り♪
バスマットもオシャレ♪
本当にステキな空間で出かけるのがもったいないようなお部屋です。
大阪でワサワサとせからしく暮らしていたのがアホらしくなるような気がして、フ~~~ッと深呼吸してみた
こうした“非日常”は人生において、必要なものなのだなとしみじみと
古都でのスーパーデラックスなひとときを満喫