コロナ感染者数が減少し、先週末からソロリソロリと動き出し始めた街。
それでも、きっとコロナ前の状況には戻らないだろう。
外出自粛の期間で人の意識はずいぶんと変わってしまったんじゃないかな。
私自身もそう。
コロナ前、予定を入れまくって、それに合わせて行動してた
それが“充実”だと思っていたから。
でも、今思い返せば、ただ予定を消化していただけで、“充実”とは違うものだった。
もちろん、純粋に楽しい時間はあった。
けど、多くは予定に牛耳られて動いていたというのが正直なところ
たぶん、“刺激”と“充実”とをはき違えていたんじゃないかな。
今になって思う。
人生に“刺激”は必要だけど、過多な“刺激”は必要ないんじゃないかなって。
“刺激”的だったはずの毎日は、あまり印象に残っていないというのが正直なところ
今は人と会うこともほぼほぼなくなって、街に出かけることもかなり減った。
けれど、散歩は多くの発見をもたらせてくれるし、自分のしたいことを勉強するのは充実した時間。
不必要に動き回らなくても、無理してたくさんの人に会わなくても、
こんなに有意義な時間が過ごせることに気づいたのは大きかった
ひと時立ち止まり、人生観や価値観、生活習慣など、いろんなことを考え直せて本当に良かったなぁと思う