昨年、母と「都をどり」を見に行った際、昼食を食べたお店でスタンプラリーを実施してた。
普段は、そういう類のものは面倒くさくてスルーするのだけれど、
母が興味を持ったので何気なく参加。
プレゼントの当選確率も低かったのですっかり忘れてた
そしたら、な、な、なんと当選~~
南座新開場記念の「喜劇 有頂天団地」の舞台チケットが2枚が送られてきた
てなことで、23日は母と京都は南座へ~~。
父親が入退院を繰り返し、心身ともに疲れてきた頃だっただけにちょうど良い息抜きになったかも
当初は行くのも無理なんじゃないかとあきらめようとしていたけど、タイミングよく次女が帰国してくれたので本当に助かった
南座、改装終了後に来るのは初めて。
美しくなったような気もするけれど、正直、「うわっ!」と感心するほどでもなかった(笑)
それでも、壁や天井のクロスはたぶん張り替えているだろうから、なんとなく明るくなったような気はする
幕間のお弁当は「なだ万」のもの。
煮物、美味しかった♪
今回の舞台は昭和50年代の新興住宅。
あらすじは、郊外に完成した6棟の建売住宅に移り住んだ新住民と、以前からこの辺りに住む住民との対立を描きながら、近所同士での見栄の張り合いや嫁姑問題、噂話など、昭和なご近所付き合いが繰り広げられる。
正直、話の内容はピンとこなかった
というか、もともと、こういう探り合うようなご近所づきあいは苦手なもんで理解に苦しむ
そして、堂々と冠りされた“喜劇”なのに、あまり笑えない
そう。喜劇って、とっても難しい。
特に関東の笑いには馴染めないのが関西人の悲しい性でもある(笑)。
ただ、思いっきりハジけて、自分自身もすごく楽しみながら演じてらしたキムラ緑子さんは良かったな
けど、なかなか舞台の世界には入り込めない私が感じたのは「華ってなんだろう?」ってこと。
端役にたくさん女優さんが出ておられて、中には超べっぴんさんも居てはる。
けど、べっぴんさでは負けても(笑)渡辺さんには大きな大きな“華”があった。
だから、主役が張れる。
舞台に現れた途端、空気が変わる
“華”というのは、生まれた時すでに身についてるものなんだろうかはたまた、生きてく過程で身につくのだろうか
話に集中することなく、そんな“華”について始終考えてた久々の舞台鑑賞だった(笑)。