「今度の誕生日は、スゴイ店に連れて行くからな」と、主人が昨年から宣言してくれてはった
主人は美味しいもん大好きで、私はどちらこというと無頓着なタイプ
なので、再婚してから「ええ店」によく連れて行ってもらうようになった
昨年だったか、主人が行って、ぶったまげるほど美味しかったというお店に連れて行ってくれると言う。
それが、新地の「さえ㐂」さんだった。
なんでも、予約を取るのがものすっごい難しいお店らしく、誕生日当日はさすがに難しかったそう。ということで、16日、そのスゴイ店に行くことに～。
お店の外には、看板もなぁんにもありません。
さすがに予約の取れないお店の余裕～～～。
店内は木材を基調とした清潔感あふれる雰囲気。
L字型のカウンターがあるのみ。
目の前で匠の技が眺められます♪
豊後水道の太刀魚と静岡のホワイトアスパラにアルバ産のトリュフをのせて。
これがもう美味しいのなんの。
今まで食べてた太刀魚やホワイトアスパラってなんやってんやろ？？？と思う
「こんなに大きな太刀魚なんですよ」って、ちゃんとお客みんなに見せてくれはる。丁寧なパフォーマンスもさすが！
愛知県・三河のミル貝とバチコ（ナマコの卵巣を乾燥させたもの）
若ゴボウと新ゴボウ。
バチコって初めて食べた気がする。きっと日本酒に合うんでしょね。
私は飲めないのでよくわかりませんが
ミル貝、めっちゃ大きかった♪
けど、これじゃサイズよくわかりませんね～～
とにかく大きい。
三重県のイシダイと淡路島のアイナメのお造り♪
これまた美しい仕事をしてくださったお魚を見せてくださいます。
逆を言えば、美しく仕事をしているから見せられるんやなぁと。
トラフグの白子海苔醤油。
白子はもちろんのこと、この海苔醤油というのがバツグンに美味しかった♪
次に登場したのが「キィキィ」と小さな声で鳴く伊勢海老～～。
私、意外と目の前でやられるの苦手なんですけど
でも、こんなにキレイに焼き上げて、エビ味噌を作っていただいたら全然平気(笑）
めっちゃ美味しい～～～♪
エビ味噌には金山寺味噌と太白油、卵黄が入ってるらしいです。
このエビ味噌が、たまらん～～～～♪
青森大間のキタムラサキウニとイクラのミニ丼。
これがもう絶品～～～～～～！！！！！
サイズはそんなに大きくないのだけれど、
まだ元気に動き回る明石のイイダコも…
お鍋でしゃぶしゃぶっとされて…
こんな感じで出てきはった。これがまた美味しいのなんの。
ゲンキンなもんで、この姿になると動いてたこと忘れてるから不思議(笑）
宮城の本マグロは188キロの鮪から～。
こはだ
トリ貝
ハリイカ
和歌山のアジ
サヨリの昆布〆
煮ハマグリ
青梗菜と新物鹿児島のあおさ海苔のお吸い物。
トロタク
デザートにはでっかくて大きなイチゴ。
なかなか一般では手に入らないそう。
この日で終了だということで、Lucky♪
大満足のお料理のオンパレードに感激～～
食べるの大好きな主人のおかげでいろんなお店に連れて行っていただいたけど、ここがナンバー1でした
“美味しさ”というのは個人的な感覚が左右するけれど、私の中ではｋｉｎｇ
で、思ったのは、さえきさん、難しい顔しながらじゃなくて、微笑みながらお料理してはるんですよ。それもとっても心地よかった
時々、お客さんに偉そうな店ありますけど、あーゆーのは苦手
それだけで美味しさも半減する
あんなにもニコニコしながら作ってくれはった料理は、造り手の気持ちもこもっているような気がして断然美味しい
思いました
良い仕事をする人は、好い笑顔
ほんとに素晴らしく美味しい一夜でした
清水の舞台からハイジャンプして連れて行ってくれた主人に大感謝