24日、一緒にUSJに行った孫たちが初めてうちでお泊り。
長男の孫は大丈夫だと思っていたけれど、次男の孫は案の定、布団に入ると「お母さんに会いたい~~」とシクシク
とりあえず一泊なので、なんとかごまかそうとしたら、長男孫が次男孫を抱きしめて「大丈夫、大丈夫、ひとつ眠るだけ。明日になったらお母さんに会えるからね」と慰めた。
ばーちゃん、その様子がかわいくて感動した
朝起きたら、そんなことはすっかり忘れてパンを2つもたいらげた次男孫(笑)。
ほんまに子どもって自由だ~~~(笑)
で、25日は孫たちと一緒に見たかった「リメンバー・ミー」へ。
春休みなので、子ども向けの映画が多くて、映画館はものすっごい人~~
子ども向け映画は親が引率するので、必然的に人が多くなるの法則~~
「リメンバー・ミー」は、先祖代々音楽が禁止されている一家の話。主人公のミゲルは禁止されているけれどギターが大好きでたまらない。そこで、死者の日に開催されるコンテストに出場しようと隠れて練習をしていたところ、家族に見つかってギターを壊されてしまう。仕方なしにミゲルは、伝説のギタリスト・デラクルスのお墓にあるギターを盗んでコンテストに出ようとする。ところが、そのギターを弾いた瞬間、死者の国に迷い込んでしまう。ミゲルの祖先たちは、ミゲルを人間の世界に戻そうとするけれど、なかなかうまくいかない。そうこうしているうちに、ミゲルは怪しいギタリストのヘクターと出会う…というお話。
舞台がメキシコだけに映像が華やかで、とってもキレイ
いいなぁと思ったのは、この映画を見ると自然と先祖さまを大切に思えるってこと
宗教性を感じさせずに、素直にそう思わせるところがスゴイ
年に一度、死者の国から人間の国に帰るには、誰かがその人の写真を飾っているということが条件になっていて、家族や友達が故人のことを忘れてしまうと、その存在が消えてしまうという「第二の死」というのがやってくることになってる。
そんなふうに言われると、祖父母のことをちゃんと覚えておこうと思うでしょ
ヘクターは家族や友達に完全に忘れ去られようとしていて、時々、その姿が消えそうになる発作を起こす
ふと、隣の長男孫を見ると、何度も涙を手のひらで拭ってたその姿がとても可愛かった
一方、次男孫の方を見ると「もう帰りたい~~~」と確かに話の内容は5歳児には少々難しかったかも
ま、そんなこんなでヒヤヒヤしながらも、なんとか無事見終えた帰り道、祖父母との思い出が胸いっぱいに蘇ってきた
これが、この映画の良いところなんだな
で、孫たちを連れて長男夫婦が待つ、私の実家へ~~
少し遊んで、長男家族が岡山に帰る時、長男孫が私と母の写真を撮ってくれた
後で長男が「ひぃじぃちゃんの写真も撮っておきたかったんだよな~。写真に撮って飾っておくと、大丈夫なんだよ」って長男孫が言ってたって教えてくれた
それ聞いて「しっかり心に残ったんだなぁ」と思って、すごく嬉しかった
「リメンバー・ミー」は家族や祖先のことを思えるあたたかい作品ぜひ、大切な人と見ていただきたい映画です