昨日の夕方
帰宅しようとしたけど、まだ少し早いなと思い
退院した夏に居場所を求めて通っていた公園の一つに行った
向かいのドラッグストアでマルエフとポテチを買い
3年前の夏のように日陰のベンチを探して座る
少し時間が経って、一組の親子がきた(30代後半夫婦と小学生の男の子)
ゴムボールと太めのバット、ゴムのサッカーボールを持って
僕はしっかり見ていた訳ではないが
まずはお母さんがピッチャー、男の子がバッター、お父さんがキャッチャーの時
偶然男の子が打ったボールがお母さんにピッチャー返しした時から
何となく見始めた
アレ?ある意味懐かしい家族だぞ
子供を楽しませようという配慮を、特にお父さんから感じた
加減して打って、男の子が外野でボールを拾っても
まだバックホームしようと思える位、ゆっくり待っていたりという
演出?は素晴らしかった
夫婦仲もいいのがすぐ分かったし
子供さんを大切にしているのが分かった
なので
僕の隣のベンチにお父さんが休憩で腰かけた時
つい話しかけてしまった
“微笑ましい光景を有難うございます”
半分予測していたようにご主人が振り向く
“奥様もお子様も大切に想っているのが分かりますよ”
“有難うございます。もう、すぐ遊んでくれなくなりますからね”
ご主人が笑顔で答える
“でもまだ先でしょうけど、例えば道を踏み外しそうになった時に
お父さんと遊んだ記憶が抑止力になったりしますよね、きっと”
“普段一緒に遊べなくて申し訳ないけど、そうだったら嬉しいです”
ご主人は家族のもとに戻ってゆき、今度はドッジボールを
男の子が楽しめるレベルで遊び始め、僕は静かに姿を消した
幸せのカタチは人の数だけあり
家族を持つ人、持たない人
子供がいる人、いない人
これだから幸せ!というのはない、と分かっている
ただ、自分とは違う家族形態の幸せを見れてよかった
自分も自分風の幸せをもっと味わいたいと
帰り道何度も思わずにいられなかった
