需要あるか知らんですがシリーズとして続けますよ~(多分ない)

今回はアーニャ・ポゴちゃんのボレロです!

 

曲の背景を知ろうと思ったんですがあまりにも情報が少なすぎますね…(´・ω・`)

ウォルター・タイエブさんはイギリスの作曲家らしいです。

こんな曲が演技に使われてたのでペタリ。イギリス作曲らしい作風っぽいですかね。

演奏者はヴァネッサ・メイさん。何度かタイエブさんとコラボしているようです。実はトゥーランドットもそのひとつのようですね(∵)

ボレロもそうですが、艶のある音が特徴かな?と思います。

 

曲の構成を見てみましょう。

拍子はボレロなので3拍子です。

調はト短調(G-moll)。「バロック時代の管弦楽や弦楽合奏曲ではヴァイオリンの低音域で厳粛かつ神聖な雰囲気を表現する手段として多く用いられた。」とあるように、この曲もあまり臨時的な和音等が使用されていないように聴こえるので、クラシカルで厳粛な印象を受けます。

そして、使われているフレーズパターンはたったの3つ。(イントロ、コーダ除く)

(打ち込みのため正確性は保証しません笑)

 

 

(CはCCoSp中とStSq中でその後の小節が異なる)

そのうち、ここでの編集ではA×3を音の数、高さ、などで盛り上がりを見せています。本家のラヴェルのボレロと同じ手法ですね。

内訳は

イントロ→A×3→B→C→A→B→C→コーダ

となります。

 

演技はワールドが一番かなと思います。

モルドビアンもいいんですがちょいジャンプが斜めり、ナショナルは音楽にフライングしてるかなあと。

 

さて、前置きはそこそこにGIF劇場を始めませうヽ(・∀・)ノ

 

 

イントロのパーカッションが終わり、金管(ホルン?)が鳴り始めるところでムーブメント開始。

金管の音はもちろん、ティンパニ?の深い低音16分を捉えた動き(特に3拍目と16分音符Dの、両手を紡ぎ右に上体を捻る動作)。

2拍目で左トウを軸に右手を回しながら1回転、3拍目で回した手で首撫で。

しなやかかつボレロの3拍子が感じられた動きの連続。

首撫での手でそのまま投げキッス!目力。

例のティンパニDの音を捉えスリーしながら右手を抱え、左手とフリーレッグを回しながら2拍目モホーク、3拍目RBI。

Aのフレーズ、ヴァイオリンが始まる。

1拍目で深くLBOに乗り、3拍目でカウンター

1拍目AでRBO右手→2拍目GでRBIチェンジエッジ左手。

4小節目のDでチョクトー右手がしっ。

5小節目3拍目3連符でRBI、6小節目1拍目でLBI、2拍目でチェンジエッジLBO。3回も軌道を変えてます。このエントランスは難しいのでしょうか(詳しい方…)

3拍目で踏切、1拍目で着氷(低音を捉える)、2拍目で踏切、3拍目で着氷。

RBOを2拍維持し(ここがポイント)、2拍目でRBIチェンジエッジ、

3拍目の16分音符でチェンジエッジスリー。左手→右手のスリーに合わせたナチュラルな動き。

ここから「A」の展開形、オーボエ?分からない…けど木管がヴァイオリンの6度上でハモる。ちょっと神秘的なような、不安を煽るような響き。

2拍目Bで両腕を後ろに広げ、3拍目Cで改めて両腕を上げる(左手で右手を掴む。色っぽい)。LFIのフリーレッグも美しい。

1拍目で両腕をリンクに対して平行に、1拍目裏(ここがポイント!)で肘を閉じ手のひらに神経を研ぎ澄ませながらブラケット、2拍目で両腕を広げ(目線は進行方向の逆の右)、2拍目裏(ここもポイント!)のビブラートで首を進行方向の左に傾け、腕を前方に回す

ターン一つでここまで魅せるのが本当に素晴らしい\(^o^)/

美しすぎる…・:*:・(*´艸`*)・:*:・

2拍目でクロスでRBI右肩、3拍目の3連符でチェンジエッジRBO、1拍目でチョクトー、2拍目でカウンター2拍目裏のビブラートで両手を大きく上げ口を開けて歌う。このカウンターのカーブ具合とビブラートの調和が(・∀・)イイ!!

1拍目でスリー、2拍目でモホーク、2拍目で3Lo踏切、3拍目で着氷。(ステップちょい足りないかな…)

FCSp中に「A」が更に発展し、ヴァイオリンがオクターブ上に。オーボエが6度下になるので、和音の第三音の役割を果たし(第一転回形)、濁りのない和音、則ち確信に満ちた印象となってくる。

ハーフビールマンのポジションが美しい。

F→Dの音形に合わせた右手(フリーレッグ回し)→左手のスピンの出口。

1拍目チョクトー左手首撫で、2拍目手を下げ、3拍目ギュッと掴む(チェンジエッジしてLBI)。

美しく、かつ力強いキャプチャ出来ました(๑•̀ㅂ•́)و✧

3拍目Dでチョクトー、1拍目Gでロッカー。右手の一連の流れ。

ここから「B」のフレーズが始まる。

1拍目チョクトー、2拍目LBO、3拍目モホークでRFO、

1拍目でそのまま右手投げキッス、1拍目裏でカウンター、2拍目でモホーク、裏でRFI。

3拍目の6連符で一瞬のクロス。効果的だと思います。

ダブルスリー、モホークから2A。着氷3拍目。

CCoSp中に「C」のフレーズに入る。

32分音符?の流れでゆっくりツイズル、1拍目G(トニック)で首撫でしながら確信に満ちた表情!トランペットが鳴り始め、頂点へ。トランペットの音に合った軽やかなトウステップ。

1小節間のクロスを経て、左手を大きく回したスリーで満を持して「A」の最終形態(?)に入る。

オクターブでユニゾンしているので、確信感・壮大感が更にUP。

引いていくカメラが映画みたいで、アーニャのスケール感を引き立てていてかっこいい…

「A」の最終形態でのStSqでは3拍子を遺憾なく捉えているのでご注目を!

1拍目スリー、2拍目LFO、3拍目クロスロールでRFO、

1拍目ロッカーRBO、2拍目カウンターRFO、3拍目ブラケットRBI1小節の3拍子で三連ディフィカルトを効果的に置いている。

3拍目ブラケットのこの生き生きとした表情ヽ(*´∀`)ノ

1拍目チョクトーLFO、2拍目クロスロールRFO、3拍目モホークRBI、

クロスロールのこの表情!!

1拍目スリーRFO、2拍目踏み換えLFI、3拍目ブラケットLBO、

1拍目ロッカーLFO、2拍目、カウンターLBO、3拍目クロスロールRBO、

1拍目そのままRBOツイズル左手、2、3拍目モホークガニ股右手回し、

チェンジエッジして、1拍目のABAの音形にマッチした突然CWのループ(左手を腰)2拍目で左手を勢いよく回すチョクトーランジ、3拍目スリーLBI、

1拍目に効果的なスリー軌道のホップLFO、2拍目ロッカーLBO、3拍目カウンターLFO、

1拍目ループ、2拍目LBI、3拍目LBOチェンジエッジ、(「B」に突入)

1拍目クロスロールRBO、2拍目フリーレッグを回しながら右手→左手首撫でスリーRFI、3拍目の6連符で効果的に1回転ツイズル→モホークLBI、

1小節間左手でパワーを貯め、

1、2拍目CWツイズル、3、1拍目のティンパニを捉えてロッカー連続

「C」に入る前の充電期間。

この表情!!!!!

ここから旧採点的魅力が見られるステップ!!

「C」は8分音符を単位として構成されていますが、見事にそれに見合ったステップ。

素敵すぎて言葉で解説すると陳腐になりそうなのでやめますw

敢えて指摘するところは、1拍目の低音パーカッションを捉えたホップ、軌道変更、カウンター軌道ホップ、軌道変更チョクトーに注目を。

何度も言いますが表情が素敵すぎるんですよヽ(*´∀`)ノ

「C」が終結してきて落ち着いてきた中でのフレーズ。裏拍強調になっている。

2拍目裏のスリートウステップ左手、

1拍目裏でカウンター右手RFI、2拍目裏でチョクトーLBO

コーダに入るところ、1拍目チョクトーLFO、2拍目クロスロールRFO、6連符の艶のある音形を左腕→右腕→反りッで飾る。

フィニッシュ!!!

 

いかがだったでしょうか?ちょいいい加減記事かも…

複雑さと人蹴りの伸びと上半身の美しさ全てを両立してるという観点においてアーニャのステップは至高だと思います(`・ω・´)

あと、繋ぎのディフィカルトターンが光ってますね。表現に落とし込み、かつスケートが伸びている。素晴らしい\(^o^)/

アンナ・ポゴリラヤ選手の今後のご活躍をお祈りします!!