君ならできる!

 『高い望みを持ち,いつでも頭の中に描いていると,いつか現実となるのである。夢を実現するためには,ずっとその願望を持ちつづけなければならない。私はもう40年以上も持ちつづけているのだ。』

  「君ならできる」小出義雄(著)幻冬舎より

 これは,シドニーオリンピック,女子マラソンで金メダルを獲得したQちゃんこと高橋尚子選手を育てた小出監督の書かれた言葉です。小出監督は,

有森選手など世界で活躍する選手を多く育ててきた有名な監督さんですが,ここまでなるまでには多くの苦労もあったそうです。

「陸上なんて一銭にもならなし,飯が食えるわけでもないんだからやめたらどうか。」と,周りから言われ,表面では「うん,うん」とうなづきながら,内心では絶対にやめるもんかと思っていたそうです。

 彼も書いておられます「何事も継続が大切である。自分もこれまで信念を貫き,自分の練習方法を継続してきたからこそ,いつでも頑張れる。棚からぼた餅が落ちてきたりするような,そんな偶然の幸運に恵まれることはめったにない。」

 それまで自分の批判してきた周りの人々は,有森選手が銅メダルを取ったり,高橋選手が優勝したりすると,今度は手のひらを返したように賞賛しはじめたそうです。だからこそ,自分で何か1つのことをやり遂げようとしたら,ある程度信念を貫かないと成功しないと実感したそうです。

 私なんかは信念を貫けないで,すぐに妥協してしまうタイプの人間です。どうしてもこっちがいいと勧められるとこっちを向き,あっちがいいと勧められるとあっちを向いている気がします。それでは,本当にそれが正しかったのかどうかわかりませんよね。

 「勝つためには,頑固さも必要である。」と彼は言われます。とても考えさせられました。